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03月19日-05号
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  1. 石井町議会 2008-03-19
    03月19日-05号


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    平成20年 3月定例会       平成20年3月石井町議会定例会会議録(第5号) 1. 招集年月日  平成20年3月19日(水曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     3月19日午前10時01分宣告 4. 応招議員      1  番     後 藤  忠 雄      2  番     岩 佐    透      3  番     近 藤  忠 夫      4  番     井 上  裕 久      5  番     有 持  益 生      6  番     松 尾  誠 作      7  番     山 根  由美子      8  番     川 端  義 明      9  番     平 田  芳 宣(午後1時51分出席)     10  番     山 口  性 治     11  番     横 田  民次郎     12  番     吉 岡  重 雄     13  番     藤 田  高 明     14  番     梶 野  利 男     15  番     志 摩  匡 彦     16  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   総務課長           三  浦  眞 喜 雄   企画財政課長         田  野  芳  博   税務課長           富  山  一  男   住民課長           野  田  泰  章   産業経済課長         久  米  義  市   建設課長           仁  木     孝   福祉生活課長         河  野  良  二   長寿社会課長         奥  平  耕  右   保育所長           正  木  文  雄   清掃センター所長       井  上     勉   水道課長           宮  越  俊  二   教育長            清  重  泰  良   教育委員長          村  山  一  行   教育次長           上  田  正  博   社会教育課長         田  村     豊   人権教育課長         金  山  孝  明   監査委員           河  崎     寛 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         河  崎  幸  夫   事務主任           野  口  明  子10. 会議録署名議員      9  番     平 田  芳 宣     10  番     山 口  性 治11. 議事日程   日程第1 議案第26号 人権擁護委員候補者の推薦について        議案第27号 平成19年度石井町一般会計補正予算(第4号)        議案説明   日程第2 議案審議   日程第3 委員会の閉会中の継続調査の件            午前10時01分 開議 ○議長(吉岡重雄君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日、町長より追加議案が上程されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議案第26号 人権擁護委員候補者の推薦について      議案第27号 平成19年度石井町一般会計補正予算(第4号) ○議長(吉岡重雄君) 日程第1、議案第26号人権擁護委員候補者の推薦についてより、議案第27号平成19年度石井町一般会計補正予算(第4号)についてに至る2件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(河野俊明君) おはようございます。最終の議会でございますので、どうぞ皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。 本日、追加提案いたしました議案の提案理由についてご説明を申し上げます。 議案第26号人権擁護委員候補者の推薦につきましては、現人権擁護委員高田義弘氏の任期が平成20年6月30日に満了いたしますので、その後任委員の候補者としまして、同じく高田義弘氏を再推薦いたしたく提案いたしました。 同氏は、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護についての理解も深い方であり、人権擁護委員として適任と考えますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 議案第27号平成19年度石井町一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出既決予算額72億2,897万1,000円に歳入歳出それぞれ1億757万6,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額を73億3,654万7,000円にしようとするものであります。高川原小学校北校舎耐震改修及び大規模改造事業費は、当初平成20年度で予定をしておりましたが、平成19年度国の補正予算により、平成19年度に補正することで交付金の支給額及び起債の充当率が有利な事業採択を受けることが可能になったため、追加補正するものであります。なお、執行につきましては、平成20年度へ繰越明許することで対応します。 歳出は、高川原小学校北校舎耐震改修規模改造事業1億757万6,000円を追加補正しました。これを賄う歳入は、町債5,450万円、国庫支出金4,713万4,000円、町税594万2,000円を追加補正しました。 以上で提案いたしました議案の提案理由の説明を終わりますが、どうか原案どおりお認めくださいますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉岡重雄君) これで提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案第26号人権擁護委員候補者の推薦についてを先に審議したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第26号は先に審議することに決定しました。 お諮りいたします。 本議案については人事に関する案件でありますので、質疑、討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。 議案第26号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 議案第26号人権擁護委員候補者の推薦については原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり同意することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案審議 ○議長(吉岡重雄君) 日程第2、議案審議を行います。 これより質疑の発言を許します。8番川端義明君。            〔8番 川端義明君 登壇〕 ◆8番(川端義明君) 皆さんおはようございます。議長のお許しをいただきましたので、議案審議の方を始めさせていただきたいと思います。 まず、ちょっと最初に、農業費につきまして、83ページでございますね、農業振興費の中で産経課長農村活性化実証事業補助金33万円、これはどこにどのように提出されて、どのように利用されておるか、恐れ入りますが、ちょっと説明お願いできますか。後は質問者席で。 ○議長(吉岡重雄君) 許可します。産業経済課長。 ◎産業経済課長(久米義市君) お答えをいたします。実証事業につきましては、百姓一の東側の畑に花を植えて、道路を通る人とか町外の人に景観を見てもらい、石井町の印象をよくするために実施しているものでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 課長、ありがとうございました。 ちょっと私も勉強不足で大変申しわけなかったんですが、実は農業振興費ということで、私ども実は浦庄地区から選出されておりまして、去年の夏、非常に麻名用水の水が少なかったということで、実は非常に苦労した経緯がございます。そして、なぜこういうことになるかということで、私も麻名用水の方に多々、るる実は説明を求めまして、ところが取水口、これは吉野川市の川島町にあるんですけども、毎秒9万トンでとれるというような中から、実は今現在それが3分の1ぐらいになっておると。3万トンか4万トンぐらいしか入ってこないということで、非常に苦労したわけです。そして、麻名用水の方々、理事者の方々にご協力いただきまして、ちょっとポンプとかいろいろ工夫していただいて、やっと米がとれたというような状況でございまして、麻名用水利用というのは名西郡の石井町から高川原地区、以西用水までずっとつながっておるわけです。中におきましても、ちょっと私も知っておりますんですが、水がなかって、田は植えたけれども、稲が育たなかったということで、引き倒した方もおいでになります。そういった状況の中から、やはり調整区域の、いわゆる農業振興地域の場所はどうしても水が必要でございますので、その件に関しましても、やはり国土交通省の所管でございますので、やはり吉野川の誘導路があれば、導水できるわけなんですけど、これ石井町としてぜひ国土交通省の方へ、今こういう状況になっておるからということでひとつ陳情なり交渉方をお願いしたいと思いまして、ちょっとこれでお聞きしたわけでございますが、その点について石井町、産経課長並びに町長の方から、今後どのような方向で交渉していただけるか、ひとつ答弁をいただいたらと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 川端議員さんおっしゃることは、私も十分存じております。もう3回ぐらい国交省なり、あるいは県の方へそういうことは陳情をいたしております。佐藤県会議員さんからもそういう話も、実は陳情も一緒に出てまして、一緒にほな大きな問題ですから、どなんか実現できるように、ちょっと砂利をさらえるということですね。 何回も言ってますが、懲りずに、本当は国とか県の費用でしてもらったら一番いいんですが、それが難しいという答弁をそのたびいただいておりますので、県会議員さんともお話しする中で、どなんか去年みたいなことが起こらないように、繰り返し要望はしていきます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) ぜひそれを早急にお願いしたいと。麻名用水の水が来るのは5月1日でございますんで、ぜひこの議会が済みましたら、4月に入りまして即、再度お願いできましたらと思います。 続きまして、89ページ、町道新設改良事業、この件について先般も横田議員の方から質問されまして、途中石井地区のいわゆる部分については聞きましたけど、6,500万円という形の中で、後の分がしり切れとんぼになっておりますんで、その件についてちょっとお願いします。
    ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。先般の議会のときには、ちょっと手元に資料が不十分でございまして、8番目まで、町道石井228号線の側溝整備工事ということで500万円組んでおります。それから、9番目、下浦1号線の道路改良工事ということで500万円。町道上浦41号線の側溝整備ということで250万円。高原123号線道路改良工事ということで500万円、町道西覚円52号線の改良工事ということで500万円。東覚円の23号線の舗装工事ということで430万円、計6,500万円を計上をいたしております。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) この中で、建設課から出した、直接いろいろ住民の方から要望がされておると思いますんですが、この分について、やはり先般も言われましたように、町長の近辺ばかり、大方約6割ぐらいを占めておりますんで、その点について、その選挙に要望された分を今現在されておるというふうに私も解釈いたします。 そこで、その中において、やはり私自身もいろいろと前回、選挙前から要望してありました。実は8件ぐらいありまして、その点を課長にも引き継ぎをされたかということを私聞きましたんですが、その点はまだ十分引き継ぎされてないというようなことで、確認してくれということでお願いしてありましたんですが、その分については確認していただけましたですか。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時16分 休憩            午前10時16分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 課長から直接の引き継ぎはありません。それで、担当の方からは幾分かは聞いております。それで、要望のあるところを確認いたしまして、私の方では計画を進めていこうというふうな考えもありますので、また現地を見たりして確認をしようというような考えはございます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 課長、実は今引き継ぎはないというこういう答弁がありましたんですが、やはり新任課長になりましたら、やはりそういった引き継ぎ事項というものはすべて引き継ぎするべきもんなんです。ですから、旧の課長からこれが引き継ぎがあるからというんでなしに、新しく就任された場合は、やはり新任の方が何か引き継ぎありませんかというふうに聞くのが、やはり後任課長の役目でないかと私思います。 まあ実質的に建設課、課長、課長補佐3名おります。課長1名、課長補佐2名おりますけど、全部かわったんでね、その点だけはひとつ十分に確認すると。そしてまた今、確認をする気持ちがあると言いましたけど、要望があったとこから確認していくというのは、やはり工事の施工承諾書もらっておる部分は建設課にありますんで、やはり担当の方からも十分に見ていただいて、そういったところを確認して、どっからの要望があったのか、地元の議員からか、また地元の住民なのか、そういったことを十分把握されて、やはりこういった中で少々入れていくというようなことやっていただかんと、何のために陳情しとんやわかりませんので、その点だけは再確認していただいて、今後補正予算等々でもやっていただきますようにお願いしておきます。 それと、実は石井駅から東へ広げるのに1,200万円計上されております。広げることについては私も文句はないんです。ただ、その中でこれは工事費か、それと課長も答弁されましたように補償費、それから土地の買収費、この分もあるというふうに答えられておりますんで、補償費が何ぼで工事費が何ぼで、その内訳をちょっとお願いできましたらと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。まずは工事費でございますけども、工事費につきましては、JRの入り口から東に向いては約100メーターぐらいを計画をいたしております。それで1,200万円ぐらいということでございます。 内容といたしましては、JRの方に一部、口前が狭いということで、そこを部分的に広げて、今の現道の4メーターにすりつけていくといったようなことでございます。それで、用地買収費でございますけども、一応JRにつきましては、約550万円を計上をいたしております。それから、三工建設の用地代もちょっとありますので、それが88万円でございます。それと、三工建設の建物の一部補償費がかかる、それが階段なんですけども、それに約35万円でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 課長、これ町単工事やね。私以前から、この町単工事については4メーターに拡幅するというような場合については坪1,000円と、既存のね。新設については買収していくというような形の中で今まで進めてきたと思うんです。今回聞きますと、買収費用についてJR550万円、三工80万円と。この坪数、それと坪単価。そして、今までは町単工事については買収をしないという、原則しないというような経過があったわけです。今回買収されるということでございますので、そういうふうにもろもろのいろいろな話があっただろうと思います。 町単でもある分は買収していくということであったと思うんですが、その点についてひとつお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) まず、単価でございますけども、JRのかかる分については約30平米ぐらいということで、平米11万円。それと三工建設のところも同額でございます。 それと、町単工事では、ほとんど寄附で4メーターに広げてますね。口前については、今までにも国道とか県道ぶちにつきましては、1枚は買収をしておりまして、今回につきましても、長と相談しまして、口前だけは買収ということでの計画で予算も計上させてもろうてます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 口前といえども、やはりその後100メーター広がるわね。あとの部分については買収せんといくんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) あとの部分につきましては、担当課といたしましては、今現在北側はL型のプレキャストで施工いたしておりまして、それが大分老朽化しておるということでもありますし、出入りについては10センチぐらいの差もあります。それにつきましては、うちの方が側溝タイプの工事でやっていくと、北側は。南側につきましても、側溝があるわけなんですけども、側溝でやっていくといったようなことで、側溝とそれと舗装工事をして足上げていく。用地はほなけんかからんような、4メーターで施工するというふうな考えでおります。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 担当課の考え方よくわかりました。そこで町長にお聞きするんですが、今申し上げましたとおり町単工事については、やはり基本的には買収しないという、原則寄附だと。補助事業については買収するというような形の中でずっと進めてきましたけど、今後、町単独工事においても、やはりこういった状況の中で買収されていくのか、いかないのか。その点についてお聞きをしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) お答えの前に2つだけちょっとご答弁を補足させていただきます。 仁木課長も私と同じで気が弱いので、なかなかお答えができてませんが、川端議員さん質問がございましたように、引き継ぎができてないかという問題でございますが、これは当然前の岩佐課長が、こんな大事なことは川端議員からこんなことは聞いとるぞと、これ仁木さん頼むわなと言うべきであって、それはちょっと筋道が違うんでないですか。仁木さんがどんなもん引き継いでますかって言うていろいろ聞くよりは、責任者であった本人が、岩佐さんが新しい課長に、これは川端さんから聞いた大事なことやから考えてくれというべきだろうと思いますよ。 それと、町長の近くばっかりということをおっしゃってますが、私は全石井町の代表として町長の責務の仕事をしております。私の家の近くばっかりするようなそういう程度の低い考えは持っておりません。 今の町単工事の買収の件でございますが、それでは川端さんにお伺いしますが、あの駅前のJRの土地とか建築屋さんが持っている土地を寄附をしてくださいというて買収しなくて拡張することができますか。ああいう場所は、多少お金がかかってでも、町単ででも買収して広げていくべきだろうと考えております。今後もこの意見は同じでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時29分 休憩            午前10時30分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 今町長から答弁されましたけど、町長、私質問しておりますんで、私に聞かれるというのは非常に心苦しい。といいますのは、やはり答弁としては私に質問しないように。それが本来の答弁でございますので。            (町長河野俊明君「聞いたら都合悪いですか」と呼ぶ) やっぱり私の方に聞くっていうのはおかしいんですよ。やっぱりその点については、答弁は答弁としてやっていただくと。            (町長河野俊明君「私の質問やからいいと思いますけどね」と呼ぶ) それは事実私が言うこと、これから質問しよんですから、そのときだけは聞いてください。答弁というものは、やはり私に質問するものでなく、町長個人の考え方、石井町の考え方を答弁されるべきであって、私に質問するべきではございません。といいますのは、なぜかといいますと、今現在、前課長は役場におりませんので、その点についてやはり新任の課長、今建設課長がやめられた方に聞くのが筋でないかと私は質問をしておりますので。            (町長河野俊明君「課長がおるときに引き継ぎをするべきじゃないんですかと私は言よるんです」呼ぶ) 自席から言うのはやめてくださいと何遍私言よりますか。            (町長河野俊明君「私に言わんといてください」と呼ぶ) 私は質問しよんです。私は質問をする側でございますので。            (町長河野俊明君「私の顔見て言われたら、答えるけんね。顔見んといてくださいよ」と呼ぶ) いやいや、あなたの後ろに建設課長がおりますので、やはり建設課長の方に向いて言よっても、ちょうどあなたの後ろに建設課長がおりますので、対角線上でおりますので。 今の現状からいいますと、先ほどの答弁、改めていきますけど、私だってその口前を買うなとは言よりません。買われて、今後石井町としてどういうふうな考え方を持ってされるんですかと私は聞いておりますので、その中で町長からの答弁では、ああいったところはやはり口前ですから買うと。その前に建設課長が答弁されましたように、県道、国道前は買収されとると。その中で町道の中でもやはり1枚、2枚の分については買うていかなんだらいかんのでないかというようなことで結論づけされたということで私自身も答弁を聞きましたんで、今後石井町としてどうしますかという話ですから、この点については答弁は答弁としてやってください。私に質問はやめていただきたい。 次に、その分についてはよくわかりましたんで、今後の仕事の部分について、今後そういった方向性を持ってやられるということでございますね。わかりました。 それから、ちょっと私、一般質問の中で聞き忘れをしておりまして、供用開始は3月31日ということで、セレモニーの費用15万円を計上されておるということで、その分がちょっとどこに入っておるか私ようわかりませんので、一般諸費の中に入っておるんか、それともどちらに入っとんかちょっとわかりませんので、その点についてぜひ答弁をお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 91ページ、款8土木費の項4都市計画費都市計画総務費の中の需用費に10万円を計上いたしております。これは4月26日の日に開通式のテープカットに関する費用ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 課長、これ計画されとんは、私も一般質問で4月26日と聞きました。なぜ3月31日にしないのかということも聞きました。そのときに答弁では、人をようけ集めないかんということであったんです。供用開始するのに、人を寄す必要性があるかないかということ、ちょっと私疑問に思っておりますので、その点について答弁をお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。4月26日、藤まつりの期間中に町長の方がしたいということの指示がございまして、それで26日の日が土曜日ですかね、日もええということで26日に決定をいたしたところでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 藤まつりにあわせてということで、これも一般質問でちょっと聞いたような気がするんです。 そして、これは産経の方で計上されておるんですかね。その点。産経の方で藤まつりにあわせてされるということで、わかりました。ほな、建設課としては、ただテープカットだけの費用を計上されたということですか。それだったら、なぜ31日にせんのですか、こんな簡単なことは。町長からの意向でということでございますので、これは町長が、ちょうど藤まつりがあるけん、4月26日にせえと指示があったのか、どうですかと相談があったのか。その点よろしく。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。最初は商工会の方と話をしまして、それで27日が徳島マラソンもあるということで、26日の日つきましても、宵であるので忙しいということで、最初は5月3日の日ぐらいにということの話もあったわけなんです、商工会の方とは。それで、その時期になったら藤まつりもないし、やはり開通イベントいうことでするんであれば、26日ぐらいやったらフジもあるということで、それにもウォーキングマラソンとかいろいろ行事、イベントの行事は予定しとんですけど、一番26日がいいだろうということで決めておりますので、町長からにつきましては、藤まつりの期間中にしたらということを聞いております。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) いろいろ商工会からの話があったって、供用開始するのに商工会に相談する必要性があるんですか。その点。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) イベントっていうのは、仕方でございまして、石井の駅前のあの本通りについて、寂しいに身内の人だけで、少なにテープカットだけで終わるのか。あるいは、あの道路というのは、広く町民あるいは町外の人にも知ってもらう必要があります。後々、例えばあそこを日曜市にできないかとか、歩行者天国にできないかとかいろいろこういう案もございますので、広く町民、町外の人にも知ってもらうためにも、藤まつりのときにした方がいいのじゃないかと思って考えております。 予算は140万円組んでおりますが、実はもう既に協賛業者も何社が実はおりまして、そのうち30万円、30万円、20万円の80万円については、協賛業者から協賛いただくようになっておりますので、実際は140万円の予算組んでますが、今のところは60万円ぐらいで上がるつもりでおります。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 建設課長にお伺いしたんですけど、町長の答弁していただいて、140万円で計上されておる。建設課の方でこれ計上されとんですか。どこで計上されとんか。その点についてお答えいただけますか。 ○議長(吉岡重雄君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(久米義市君) お答えをいたします。産業経済課の中の予算の中で計上をさせていただいております。商工会の中の補助金と一緒に合わせてやらせてもらってます。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 140万円という金額、イベントをするということで、建設課の方で都市計の中でセレモニーということで10万円組んで、なおかつ石井商工会運営会費、これ86ページの1,546万4,000円の中に140万円が入っておるということでございますけど、これ町内外の方に知っていただくと言わんでも、あああそこできたんじゃなあというのは、町外の方でもわかるんでないかと、通ったら。でありますんで、この140万円は、町長の言われるむだ遣いでないんかいなあと私思うんですが、町長いかがでございますか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 元気づけるためにこういうイベントというのは、寂しいにやるんだったらやらん方がいいんですよ。やるんだったら、企業さんの協賛も得まして、少ない費用で最大の効果が出るようにやりたいと思ってます。 内容をちょっとご説明しましょうか、どういうことをするか。簡単ですからね。            (8番川端義明君「内容は結構です」と呼ぶ) 予算をとっているのに、内容を聞かなくて予算だけでいいんですか。            (8番川端義明君「それは町長、また聞きますので」と呼ぶ) そうですか。また、聞いてくださいね。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 町長、寂しくやろうがやるまいが、これはもう別に問題ないんですよ。ここにこういう道ができましたということですから、町長得意の石井の有線放送も必ずそこに、テープカットのときは来られるでしょう。実際にお世話になった、いわゆる地権者の方々、工事関係者、そういった方々にお願いして、通っていただいて、あとイベントするというんならイベントという形の中でやっていただく。それの中でどういう効果があるんかということを産経課なり、石井町全体の中で協議されるというのが非常に大事だと思うんです。 もう既に、町長さっきも言われましたように協賛金を取る。この協賛金というのは、どなたが協賛金をお願いしたわけですか。向こうから、商工会の方から言うてきたんですか。それとも個人から言うてきたのか。その中で120万円云々言われましたけど、町長その内容について、これから、先ほども言われましたように、どういうことをしようとしておるのか、ひとつご答弁ください。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 各地区で花火大会が行われておりますが、企業に協賛をもらって、この花火はどこそこの企業の協賛ですっていうて打ち上げしてますね。あるいは、徳島市とか県庁というのは、公用車に企業の広告、これも協賛です。封筒に広告いただいているのも協賛です。石井町のこういう中心地にああいう大きな道ができて、イベントするのも協賛です。 イベントの内容というのは、例えばボランティアの方のウオーキング大会、あるいはボランティア協議会によるフリーマーケット、四季の会ボランティアクラブによるもちつき大会、あるいはあいっこ連とか楽茶連による阿波踊り。飲食部門では、各地区の壮年会によるいろいろな飲食の提供、そういうものを考えております。これ商工会とそれぞれの各事業者との打ち合わせで、こういうふうにしてにぎやかにしたらいいんじゃないですか。テントも大体全部で何十張りも出まして、にぎやかな石井の中心地として恥ずかしくないようなイベントができると考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 140万円も出して、協賛金もろうたら、すばらしい事業ができるでしょうね。            (町長河野俊明君「140万円から協賛金引くんですよ」と呼ぶ) いい事業ができると思います。しかし、これそういうお話っていうことは、私から思いますと、今、これ予算審議をしておるわけですね。予算審議をされておる最中に、もう既にウオーキング、フリーマーケット等々のこれができるやいうような話が出てくること自身がおかしいんですよ。 実際にここで認めて、その後そういった形が出てくるんなら私もわからんことないんです。実際に当初予算でなしに、12月の補正予算の中で、実はこういうことがしたいんだということで出てきておれば、こういった計画をされるというのは、何の文句もないんです。まだ議決もされてない、承認もしてない段階から、なぜこういうイベントの計画ができるんですか。町長お願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) おかしなことおっしゃいますね。そういうことしていっきょったら、20年度の予算組めませんよ。じゃあ何も計画できんでせんか。今までもそういうことやっとったんですか。何もわからん総額の予算だけ決めて、予算が決まった中でほなこれする、これすると打ち合わせしていっきょったんですか。 道路でもそうでしょう。この道路をつくりたいから何ぼの予算、そうやって決まっとるでしょう。これを先したらあかん。町の活性化のためにこういうイベントをしたい。140万円の予算は取ってますけど、できるだけそれを少なくするために協賛企業に頼んでるんです。今それが140万円が60万円まで減ってます。そういう計画をやってるので、どうぞ皆さん認めてくださいと言うとんですよ。まだ、決定じゃないですよ。 こういう計画、先々進んでいかんと、どうして予算組みができるんですか。ほんな変な質問しないでくださいよ。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) これ計画というものは、こういったもんをしたいという段階から町の補助金を、これだけの金額がかかりますということで計画しながらそういったものを12月議会の中で審議されて、こんなことが認められましたからやってくださいというのが普通なんです。これは道路でないんです。補助金なんですよ。町の税金を出すんです。ですから、12月の段階でもう既にこういった話をどんどん進めていって、計画の中で、補正予算の中でこれ組もうと。その中においてきちっと決めて、これでやってくださいというのが普通なんです。今までずっと計画してきたけん、今度これで認めてください言うたって認められませんよ、これ。先々進んどんじゃないですか。私もこの間うち、住民の方から電話かかってきました。もちつきするけん、だれがどこでするんでという、そんなことでは、お金が決まって、石井町が町民のためになるんだったら、それだったら認めると。何や12月の補正予算で出したらええんでしょう。それをせんと、計画ができますかい。こんな当初予算に組まんだって、私が言うたけん、この当初予算に組んでこれ通りますわやいう、そんな考え方で出してきとんですか。町長どうですか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) こういう議論はいつまででも続けたくはないですけど、私が一生懸命削減しよる。大きなとこで議員さんご存じのように、どんどんどんどん何千万円もぶっとんですよ。それで、町の活性化のために、今度の商工会のプレミアム券にしても同じですよ。北島町は大きなフジグランが来たら、その対策として、北島町が補助金出して町の活性化を商工会のためにしよんですよ。石井町は何もやってないんです。このくらいのイベントが、140万円のうちの今80万円補助金もらって、実際は60万円でいけますねえ。これも認めていただけませんか。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 町長、認める認めんの問題と違いますよ。私は議案審議をしよんです。ですから、そういったものについては、やはり町の活性化のためにはということで、12月の中でいわゆる産経常任委員会でも諮るとか、そういったもんをぱっと出して、それでこういうふうにしたいというのが普通なんです。何せあなたのお金を出っしょるわけじゃないんですよ。町の税金を出すからこういった問題についてはおかしいんでないかということで、私自身が質問しよるわけです。 いつまでたっても平行線たどると思いますけど、今後はそういった町の税金を補助金として出すんですから、今後とも出てきて、この次から永続的に、ほなこの分についてまたフリーマーケットするけん出してくれますかと言うたら、これこの次も出さなあいかんのです。そういうふうな現状を一つも考えないで、町の活性化になりますから、なりますからというような状況ではないんですね。そこら辺で置いておきます。今後は、自分のお金でなく、町の貴重な税金を補助金として出すということを十分に頭に入れられて、認識された中で今後やってください。それをお願いしておきます。 それと、89ページのこれ意味合いがちょっとわかりかねますので、長寿命化対策事業186万円、これ課長ひとつどんなもんかお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。これにつきましては、以前に新聞報道なんかであったと思いますけども、阿波市と香川県の県境で橋の崩落事故があったということでございます。それで、耐震化ということで、これ石井町内の橋梁、約15メーター以上の橋につきまして、1橋6万円の31橋で186万円を計上いたしております。 橋につきましては、いろいろ床版橋であるとか、PC桁橋であるとか、メタルの橋であるとかいうものがあるわけなんですけども、それは県の通達がございまして、耐震化に備えるということで、コンサルの方に委託してしようということで計画をいたしております。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) わかりました。長寿命対策事業や言うけんね、何かいなと思うて、これ老人医療の方かいなと思うてちょっとお聞きさせてもろうたんです。 それと課長、もう一点だけ、88ページの道路維持修繕事業1,620万円計上されております。これ維持補修の中には舗装もあると思いますんですが、この点舗装はどの程度の金額があるのかお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 維持修繕の工事費の件でございますね。これにつきましては今、去年もやっておるんですけども、転々修繕といいますか、舗装の補修をしております。それで、工事につきましては、大体3件くらい発注をいたしております、転々修繕でね。金額につきましては、1,150万円のうちの大体800万円ぐらいを計上いたしております。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) 課長、なぜこれお聞きしましたかといいますと、この間町長から、藍住とか北島、石井の舗装率の問題を提起されまして、非常に石井町としては低いということで残念に思っております。 しかしながら、藍住、北島町につきましては、東部都市計画といいましょうか、石井みたいな農業振興地域、市街化調整区域、そういったない場所でございまして、開発するにも非常に早いと。そしてまた、11号とか高速道路とか企業の来やすい環境をつくっておるわけです。ところが、石井町の場合は、やはり農振除外等々がかかっておりまして、工場の来にくいところ、そしてまた内水面排水の非常に悪い石井町でございますので、そういった関係の中で舗装率も悪いんでないかいなと私思うております。 ですから、石井のいわゆる市街化区域、都市計画内の舗装率というのは、大体石井町としてどの程度あるのか。それと、できましたら、町長言われておりました舗装率の数字が出ておるこの藍住、石井町でできておらんのは赤線、道路網にない道路の赤線ですね、こういったものはほとんどできておりません、確かに。それも算入されておるのか。そこら辺もちょっとわかったら、時間ないですけど、調べて教えていただけますか。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 市街化区域の舗装率とほかの分についての改良率とかいうのにつきましては、調べまして、また議員さんの方へお答えをいたしたいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 川端義明君。 ◆8番(川端義明君) あと、るる聞きたいところもあったんですが、時間がありませんので、後、議案質疑の方もおいでになります。 課長、やはり舗装率の問題については、私も非常に残念に思っておるんですが、やはり調整区域のあたりは非常に農地が多うございますので、農地と、また中には私もようわからんような郡道というのがありまして、非常に難しい点もありますんですから、やはり石井町の事情というのも十分勘案されて、数字的に出される場合には、町長にお願いしておきたいのは、やはり石井町なりの事情も十分把握されて発表されることを希望いたしまして、私の議案質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時01分 休憩            午前11時12分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。15番志摩匡彦君。            〔15番 志摩匡彦君 登壇〕 ◆15番(志摩匡彦君) 議案質疑をいたしたいと思います。 まず、議案第18号平成20年度石井町一般会計予算、54ページに総務管理費、節の説明欄のところで、庁舎建設基金積立金というのがございますが、これが承認になりますと、累計が幾らになるかお教え願いたいと思います。後は自席からお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 許可します。企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) お答えさせていただきます。 18年度末の庁舎建設基金の末現在高が6億7,920万円でございます。それで、280万円の追加ということで、もし補正の数値だけの追加でございましたら、その上に280万円が追加されるということになります。ちょっと今までの当初と、それから補正での計上額が把握できてませんので、そういうような格好になります。もしありましたら、その上に先に計上の分がふえるということになります。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) まあ6億円、7億円近いお金ですね。それで今議会通りますと7億円ぐらいになるということで、これ庁舎建設、大体費用どのくらい見込んだらできるとお考えでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 今までに計画という、金額はじいた、どの程度要るというようなことは僕は引き継いでないんで、どの程度かかるというような計画は今立てておりませんので、基金を積み立てていくというだけのことで、いつ庁舎を建てるとかというのは今のところ、今までにそういういつというようなことは聞いてませんので、今の議員さんがおっしゃったどれくらい必要かというのはわかりません。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) それでは、今後どのような計画を立てていくおつもりがあるのか。計画をせないかんとか、ちょっと基金ためるだけにとどめおくか、そのあたりの答弁をお願いいたしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 新設とかいうのは、今までに考え方、前の町長さんのときもいろんなものはあったようでございますけれども、これといったのはないと僕は聞いております。 それで、今後ということでございますけれども、今平成20年度でこの庁舎の耐震診断の結果で耐震計画を立てたいということを考えておりますので、この費用に充てれるものであれば充てていきたいなというのが今後の計画になろうと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 耐震の何が出ておりますわね、五百五十何万円ですか。しかし、石井町、町長が合併しないというお考えがあるということでございますので、やはりこの庁舎が30年も40年ももつという保証はございませんので、何年か後にはやはり計画というものは、基本というものは立てておかなければならないと思いますが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 豪華な庁舎は私は必要としないと思っております。耐震設計により大規模な補修は起こり得ることがあると思いますが、新設の庁舎というのは考えておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 新設の庁舎は考えておらないというお考えでございますね。しかし、この庁舎は非常に使い勝手が悪いと思います。改装というか大規模改修をせないかんようなときも来るかと思いますが、そういうような計画でやっていきたいというお考えでしょうか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 各地区で合併して、わざわざ使える庁舎があるのに合併特例債で新しい庁舎をつくる。これも私実は疑問に思っておりまして、今の庁舎で私はエアコンがきかない、あるいは雨漏りがするなんかの不自由は感じておりますが、それは署内のいろいろな配置とか改善で十分対応できると思っておりますので、新築については一切考えておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 新築せよということではございませんので、それはお間違えのないようにお聞き願いたいと思います。 次に、それでは先ほども川端議員さんの方からご質問がありましたが、石井町商工会運営事業というのがございまして、この中にプレミアム券の新規に発行するというようなことでございますが、街路のイベントもこの予算の中に含まれておるということでございますが、プレミアム券につきましては、この間私も一般質問の中で少し触れましたが、やはり商工会内部の調整が十分できておるかなという気がいたしております。 商工会と産経課がこれまでに何回ぐらいすり合わせをいたしましたか。その点をお伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(久米義市君) お答えいたします。町長の方とは5回ぐらいやっておるらしいんですが、私の課としては、企画財政課と3回ぐらい打ち合わせをしたように思います。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。
    ◆15番(志摩匡彦君) 3回ぐらいというあいまいな返事でございますが、何月何日にしたという回数と日にちをお聞かせ願えたら幸いでございますが、わからなければもう次に行きますんで、わかりますか。わからなんだらもうええんでよ。 もう次行きます。このプレミアムつき商品券発行事業の概要ということで、この概要の中におきまして、1枚500円の商品券を発行し、消費者は1万円で1万1,000円の商品券を購入することができるとあります。 その中で、やはり今の時代、1万円もの商品券、そなに買う人がどんどん出てくるかなあという気もいたしております。そして、この商品券につきましては、使う期間が6カ月。使わなかったらむだになる。そういう例は商品券についてはたくさんございます。やはり3回や4回というすり合わせの中でするべき事業でなかったかと私は思います。その点どうですか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) このプレミアムつき商品券というのは、大型店舗が来ることによって、石井町の今までの既存の商店街が打撃を受けていると。このままでは存続ができない店も出てくる。そういう中で、商工会の方が北島とか他の市町村の先進地を視察する中で、どうしても必要なと。北島町では、実は1億円の商品券というのが2、3日で完売してるんですね。それで既存の店も売り上げがふえてるというデータが出ております。石井町について、どうにか町の方で活性化のために、地元のために補助金をいただきたいと、こういう実は強い要望がございました。北島町では、大型の店舗が来たときに、既に、これ平成14年からやっておりますので、北島町としては対策を打っているんです。石井町はフジグランがああいうとこへ出店して、その近辺がどんどんいろいろな店ができております。地元の商店街が取り残されている中で、町としては何一つ手を打ってない。これは商工会に加入している商工業者の切実な、町と一体化となって、北島の例があるからどなんかやってくれと、強い要望でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 私も石井町の住民でございます。やはり商売人が潤うことを何も反対をしておるわけではございませんが、やはりこういう新規事業につきましては、もう少し慎重に検討する期間があってもよかったのではないかということを言っておるわけでございます。 これ商工会会員何名おりますか。お伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(久米義市君) お答えをいたします。会員数は486人でございます。 それと、先ほど議員さんがおっしゃんりょった検討委員会なんですが、今現在7回ぐらいまで開いておるようになっております。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 商工会の会員は400、大方500名あるんですよ。その中のこの資料で見ますと1割ですね、だから私は商工会の内部も十分検討できとるのかと。その中で、やはり町の方へお頼みしに来るというのが順序でなかろうかということをお伺いしとんです。やはり商工会の内部の話が十分私はできとるという感じがいたさない。この中にも商工会に入っておる議員さんもおります。商工会内部でそういう話を今まで聞いたことがない。やはり小売業の人でなくっても、商工会の会員でございますから、やはりそういう連絡、やはり補助金もらうというようなことであれば、お話し合いがなされるべきでなかったんかと。私は性急過ぎるということで、よく検討したのかということでお伺いしよんであって、商工会の内部の話を聞いておりますか。 ○議長(吉岡重雄君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(久米義市君) お答えいたします。商工会の方でも検討委員会を7回ぐらい今まで実施しとんですが、この予算が承認されてから会員の方を集めてお話をするというふうに聞いております。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 随分乱暴な予算計上ですね。内部のことができとらんで、これが通ったら内部の調整するというようなお話でお聞きいたしましたが、こんなむちゃくちゃな答弁はないですよ。再度。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 商工会の内部も会長がかわりましてから大分活性化されまして、各部署でいろいろな新しい取り組みについて検討されております。前の駅前の開通式と同じでございますが、これも議員の皆さんの協力をいただかないと、石井町の商工会の何ぼ内部で検討しても、通らないわけなんですよ。だから、商工会の方で必死になって他の市町村の見学行ったりして、どなんか生き残り方法を模索してるんです。ぜひ通していただいて、それから検討していただいても遅くないんじゃないでしょうか。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 商工会の内部がまとまらん。そういうお話おかしいですよ。違いますか。再度。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) だれに聞かれたのか知りませんが、商工会の内部がばらばらでまとまってないということは私聞いておりませんけど。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) まとまっとらんということは私は言った覚えはございません。商工会の内部ですり合わせができていないという町長の方から発言があったから、私が申し上げたまででございまして、商工会の内部ですり合わせがまとまっておるのかまとまってないのか再度答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 町の方と5回、担当箇所も含めて約8回、商工会の内部の各部署で7回、これだけの打ち合わせをして何がまとまってないんですか。志摩議員さんは私に何を聞きたいんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 486おる会員の中で、その中で意思統一ができてない。そりゃ各部署の人はそうでしょうが、やはり商工会という会がある以上、今の現状からいえば建設屋さんもおり、いろいろな業種の人が商工会に入っております。やはりその486名全部がまとまって持ってこいとは、計上してこいとは言いませんが、やはりその内部の中で調整しておくのは、私は筋であろうと思います。もう議論かみ合わないので聞きません。 それで、先ほどの街路のパレードというか、その件につきましても、やはり予算先通していただいて、それからという、先ほど川端議員さんの質問のときにも、内容はまずできておると。しかし、この予算書計上されとんですよ。産経委員会、全員協議会なりして、やはり議会の中では説明するべきでなかったかと私は思います。どうですか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 志摩議員さん、よく聞いてくださいよ。毎年当初予算案については、全員協議会及び各常任委員会開催する中で、担当課から説明したり、議員さんの中で質問をいただいてお答えしています。今も川端議員さんおっしゃってましたが、予算化の話がなくてこのイベントって、そういうこと言うてましたが、20年度予算で執行するものであって、19年度補正予算に計上するもんでないんですよ。どうして19年度の補正予算でこういう話し出せますか。20年度の予算でしょう。だから、提案して全員協議会で説明して、皆さんの意見を承ってるんです。こういうシステムになってますね。ようご存じでしょう。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 委員会は開いたと思いますが、プレミアム券で全員協議会開いて説明しましたか。私は受けておらないと思う。答弁お願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時38分 休憩            午前11時44分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。産業経済課長。 ◎産業経済課長(久米義市君) お答えいたします。常任委員会において、大まかな予算の説明はしましたが、詳細についての資料の提出などはいたしておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 志摩議員さん、私の所信表明の中で商工会のプレミアム商品券の件について説明させていただいているんですよ。もう一度言いましょうか。よろしいですか。そして、提案させていただいてますね。これを審議するのがこの場所ではないんでしょうか。 商工会は、執行委員会あるいは役員さんが寄っていろいろ、何回も集まって協議してるんです。それで、予算を通していただいて、それから全会員さんに周知するんでしょう。予算も通ってないのに、四百何人の会員さんに先、もうこれで石井町はこのプレミアム券やる。皆、先合意とってやね、通らなかったらどないするんですか。だから、皆さんにお願いをしているんです。 審議する意味で、もう一度わからなかったら、詳しく再度説明をさせていただきます。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) これはやはり消費者、小売業者、最ベターな方法といいますか、やはり使い勝手のええ商品券であるのはどうあるべきか。むだにならんような方法はないのかと、まだまだ議論する余地があると思って私は言ったんでございますが、もうそういう答弁しか返ってこないので、もうそれは結構です。 次に、行きます。94ページ、土木費、住宅費、節の説明の中で町営住宅管理費とありますが、この内容をお知らせ願います。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(河野良二君) お答えをいたします。町営住宅管理費につきましては、需用費、これの主なものにつきましては営繕修繕料、これが80軒で5万円で400万円計上させていただいております。それから、役務費で浄化槽、あるいは貯水槽の点検などに111万9,000円。それから、委託料といたしまして、シロアリの駆除、それから消防設備自動給水装置の点検などで54万3,000円、それから工事請負費として、既存の入居者住宅の補修工事、これ100万円で6軒で600万円。それから、池東西の団地の屋根の補修工事として、これが4棟で100万円で400万円。それで計1,570万2,000円を計上させていただいております。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 住宅ちらっと見ただけでも、やはり古くなったな、傷んでおるなという感じがいたしておりますのでお聞きしたわけでございます。 それでは、その次の住宅建設促進費ということで、説明欄で木造住宅耐震支援事業、その下に木造住宅耐震改修支援事業、この事業が2つありますが、これは診断してから改修するというお考えでいいんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えいたします。耐震診断を行いまして、これは個人住宅の木造でございますが、行いまして、その結果、それに満たないと、基準に満たないという場合であった場合に、改修を行う必要があるという方について、これも行う方から申請で改修費を補助するということでございます。まずは、診断を受けていただいてということです。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) これ何戸ぐらいの申し込みが耐震診断でございますか。お伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えいたします。平成19年度でお答えさせていただきます。平成19年度でございますが、23軒ございました。それと、耐震改修は3軒でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 申し込みは23軒あって、工事にかかった家が3戸ということでございます。この耐震というのは、最近特にやかましくといいますと語弊がありますが、言われております。石井町の住宅、個人住宅もやはり木造、鉄筋、古くなっておる家も随分ある。耐震診断したら、恐らく基準に満たない住宅が随分あるという感じがいたしておりますが、やはり耐震診断だけでも受けれるように、やはり心構えとしては、改修できなくても、耐震診断を受けて、この家は危ないというか、どのぐらいかという基準を持って生活していくようにしたらええと私は思いますが、やはりその診断を受けていただけるような啓蒙啓発を一生懸命していただいて、やはり耐震を受けるような努力をしていただきたい。そう申し上げまして、議案審議を終わりたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 耐震診断、それから耐震改修の件でございますが、広報の方もしっかりと、平成20年度につきましても引き続き一般の方に広報していきたいと。なるべく早く診断を受けて、安心な、耐震、地震に対して耐久性のある家にしていただきたいというふうな広報はしていきたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時56分 休憩            午後 1時10分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。7番山根由美子君。            〔7番 山根由美子君 登壇〕 ◆7番(山根由美子君) 議長のお許しをいただきましたので、議案審議をさせていただきます。 まず、議案第18号平成20年度石井町一般会計予算についてお聞きします。 その中の58ページの総務費、目税務総務費、説明欄では徳島県市町村滞納整理機構負担金217万2,000円とあります。はじめにお聞きいたしますけれども、今現在石井町で町税が払い切れていないという世帯の方が何軒かおられると思いますけれども、その世帯数と滞納額についてお聞きいたします。後は質問席の方で。 ○議長(吉岡重雄君) 許可します。税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) お答えをいたします。町税の滞納者数でございますけれども、ことし20年2月現在で約1,200人で、滞納税額でございますけれども、これ4税合わせまして3億2,100万円でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 滞納額が3億2,100万円とおっしゃったんですか。3億2,100万円も滞納があるということでございますけれども、それでは滞納されている方が石井町から離れて、滞納整理機構の方に移すことになっていると思いますけれども、その移した件数と、その移られた方がどれぐらいの金額になるんかと、それと滞納機構に行ってからどれぐらい回収ができたかということについてお答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) お答えをいたします。滞納整理機構に移管した件数でございますけれども、これ18年度15件、19年度も15件でございますけれども、この収納額につきまして19年度は年度のまだ途中で結果が出ておりませんので、18年度の数字でお答えをしたいと思います。 滞納整理機構に移管した額は、15件で移管額が1,634万5,100円でございます。徴収された額でございます。これは本税で1,330万3,600円。徴収率は約81%でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 徴収率は81%ということで、整理機構に行った、ちょっと余りいい言葉ではないかもしれませんけども、回収率が上がっているので、よかったなと言っていいかどうかわかりませんけども。 それでは、ことし、去年と毎年15、6件、滞納機構に回っていくということでございますけれども、それでは今後はだんだんと窮屈な世帯まで滞納機構に移管してしまわれるんでないかということを懸念しておりますけれども、それについてのお答えを願います。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) 滞納整理機構に移管する件につきましては、ある程度高額であるとか、徴収が難しい、どういいますか、そういう人を主に滞納整理機構の方に移管をしておるところでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 年間15、6件で、まだ今のところは可能性のある人だけしか送らないということでございますけれども、ないところから取れんということもあるんでしょうけれども、手厚い手だてをお願いしたいと思います。 それでは次に、税務課ではいろいろ滞納もようけ今お聞きしましたが、3億円もあるということで、町税の徴収するのには大分努力もされていると思いますけれども、町税滞納されている方の町税の徴収の方法をどのようにされているのかお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) 町税の徴収の方法ということでございますけれども、これ滞納整理機構の徴収方法ということでよろしいですか。どちらです。            (7番山根由美子君「町の方」と呼ぶ) 町の方の徴収ということでよろしいですか。町の徴収ということなんでございますけれども、町税の滞納の取り組み状況ということでございます。これは、現在は徴収の担当職員が年間を通しまして戸別訪問、夜間も行っておりますけれども、できるだけ多くの滞納者と徴収を図るとともに、経済的に一括納付が困難な方につきましては、分納等の納税相談、あるいは所得、資産がありながら、自主納付をしない悪質滞納者につきましては、先ほどの滞納整理機構への移管、また町においても差し押さえ等の強制執行も実施をしているということでございます。今後とも粘り強い納税指導を行っていく必要があると考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 戸別訪問していきましたら、その家の家庭の実態というのがよくわかると思いますので、悪質滞納者に対しては強く納税をしていただくようにしていただきたいと思いますけれども、それではその戸別訪問した中で、ちょっと表現がわかるかどうかわかりませんけども、払える能力がありながら、まだ税金を払えていないという世帯が、徴収をしていく中でどれぐらいあるのかお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) 悪質な滞納者がどのくらいあるかということでございます。ただ悪質滞納者といいますのが、高額滞納者が悪質なのか、それとも少額でも所得や資産がありながら、払えないのが悪質なのかという区分するのが難しい点もございますけれども、私どもの推定では、滞納している方の15%ぐらいが悪質滞納者ではないかというふうに考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 15%ぐらいが悪質な納税者ということで、区分も難しいと思いますけれども、それぐらいおいでるということでございますね。 それでは、戸別訪問する中で、生活困窮者と認めてこの人は絶対払えんわなというような人には、ぜひ個人的な援助が必要と思いますけれども、この援助するというか、救済方法があるのかないのかお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) お答えをいたします。未納者の救済方法ということでございますけれども、過年度の町税につきましては、現実的には救済方法はないとしか言いようがありませんけれども、本来減免制度の適用につきましては、災害等特別の事情があった場合に、現年度分が減免の対象になるということでございますので、滞納分につきましては、納税相談等による分納しか方法はないというふうに考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 特別な事情といってもなかなか厳しい条件ありますし、分納しかないのかなとか思いますけれども、今石井町民というか国民は、税制改革のもとでみんな大きな影響を受けて、老齢者控除も廃止されて負担はずんずんとふえてきております。その上にまた今度の介護保険とか後期高齢者医療保険の負担でやりきれない思いもしておると思います。 払いたいのに払えない世帯に対して、納税を迫るのではなく、払いやすい、負担能力に合ったものにしていくべきだと考えております。年金は下がり、負担は重く、暮らしの限界と悲鳴を上げている町民の方でございます。滞納者を切り捨てることなく、町民を守るようにしていっていただきたいと思っております。 それでは、次に同じ予算書の64ページ、民生費の社会福祉費、社会福祉総務費、下から3番目ぐらいにあるんですけども、防犯灯設置管理費960万円とありますが、町内では至るところに防犯灯が設置され、防犯のためには大変役に立っておりますけれども、一方では道の角に2カ所も3カ所も設置が行き届いているところもあります。その一方で、いまだ設置に至っていないところもあります。 そこでお聞きいたしますけれども、防犯灯を設置するに当たっていろいろ条件はあると思いますけれども、最低必要な条件の説明だけを求めます。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(河野良二君) お答えをいたします。原則は30メーター以上の間隔で設置をしておりますが、曲がり角とか障害等著しく見通しの悪い場合などは例外として設置をいたしております。基本的にはそういうことで臨んでおります。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) ありがとうございました。 次に、68ページの民生費、8の後期高齢者医療費、後期高齢者医療事務費負担金1,227万3,000円の内訳と負担金の割合の算出方法についてお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えいたします。後期高齢者の医療事務費負担金1,227万3,000円の内訳でございます。これは、各自治体に共通した共通経費と電算処理をするシステムの費用からなっております。それで共通経費が1,161万9,000円でございます。それから、電算のシステム経費が65万4,000円ということで、合わせて1,227万3,000円ということでございます。 それと、この負担金の積算方法といいますか、算出方法でございますが、まず共通経費につきましては、均等割が10%、それから人口割が40%、それと高齢者人口割が50%ということからなっております。それと、電算のシステム経費につきましては、各自治体の既存システムなどの諸事情が異なってきます。個々に違いますために、各自治体の必要とされる額ということになっております。以上です。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 今のお答えの中に、各自治体の必要とされる分とおっしゃいましたけれども、石井町にはその分があるんでしょうか。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。石井町の電算システム関係経費、必要とする額が65万4,000円でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) その65万4,000円というのは、さっきの1,227万3,000円の中に入っているということですか。わかりました。 それでは次に、後期高齢者医療特別会計保険基盤安定繰出金4,396万5,000円。説明では、低所得者保険料減額、社会保険から移行した人の緩和措置分とお聞きしましたけれども、詳しい説明をお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。特別会計の保険基盤安定繰出金4,396万5,000円でございますが、これは各市町村別に算定をされました被保険者の保険料の均等割の部分、これを軽減する分、ルールで7割軽減、5割軽減、2割軽減とございますが、この軽減額の4分の3を県が持ち、4分の1を市町村が負担するということでございまして、これにつきましては広域連合の方で算定をいたしておるものでございます。低所得者の保険料の軽減額というふうなことでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 低所得者の均等割の適用額で、割引は7割、5割、2割という軽減措置になるそうですけれども、それでは年額で言うとどれぐらいの金額で7割、5割、2割という金額が、金額というか割引がなるんでしょうか。お聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。低所得者の軽減措置についてでございますが、所得の低い人は保険料の均等割は、世帯の所得の水準に合わせて3段階となっております。 まず、7割軽減といいますのは、基礎控除額33万円を超えない世帯。5割軽減は、基礎控除額33万円プラス24万5,000円、それ掛けることの世帯の被保険者数、これを超えない世帯ということです。それと2割軽減ですが、基礎控除額33万円プラス35万円、それに掛ける世帯の被保険者数、それを超えない世帯というふうになっております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 均等割で7割、5割、2割の軽減をしていただいて、若干保険料は下がると思いますけれども、年金暮らしの人には大変重い負担になるんではないかと思います。 国民年金だけの人は、その上に介護保険料も加わって、生活が大変脅かされると思います。そのためには、この制度の中にも保険料の減免制度が必要になってくるんです。国会の答弁でも、広域連合で免除ができない場合でも、町独自でできると言っておりますので、困難な人にはぜひ手を差し伸べていくよう要望しておきます。 そして、今までは保険料がかからなかった人は、2年間の緩和措置もありますが、3年後には20倍ぐらいになるとは言われておりますけれども、その件についてどうなるのかお聞きいたします。2年間の緩和措置があるわね、保険料払わんかった人、今まで。その後どうなっていくのかお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。被用者保険の被扶養者になっておられる方は、2年間軽減措置がございます。基本的には、均等割が2分の1になるということが2年というふうに示されておりました。 しかし、以後におきまして経過措置が設けられまして、前1年間につきましては、6カ月間は全額免除、あとの6カ月間につきましては9割軽減というふうなことでございまして、2年目は均等割が2分の1というふうにかえるわけでございますが、それ以後どうなるとかということですが、この制度そのものは、後期高齢者広域連合の区域内で均一保険料というのを原則としております。そして、この制度財政ですが、おおむね2年を通しての財政の均衡を保つ、そういうものでなければならないというふうにしております。2年単位の財政運営ということでございまして、20年度の実績を見てみまして、21年度中に次期の2年間、22から23年度、この保険料を検討していくということになるわけでございます。ですから、2年単位の財政運用をする、この制度の運用をするということですので、改めて20年度の実績を見て22年から23年の2年間の保険料についてどういうふうになるか、どうするかということを検討していくということになります。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。
    ◆7番(山根由美子君) 多くは後期高齢者医療連合議会の方で決めることでございますけれども、それでは本町ではどういう業務が残っているのか、任されているのかお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。市町村業務としては、被保険者と広域連合との橋渡し的な役割を担っております。 基本的には、まず第1点目、保険料の徴収。それから、2番目には各種申請及び各種届け出の受理。3番目は、保険証の引き渡し、こういった窓口業務を行います。 少し事務の内容ですが、葬祭費の支給に係る申請書の提出の受け付け。それから、保険料の額に係る通知書の引き渡し。保険料の徴収の猶予に係る申請書の提出の受け付け。それから、保険料の徴収の猶予に係る申請に対する広域連合が行う処分に係る通知書の引き渡し。それから、保険料の減免に係る申請書の提出の受け付け。保険料の減免に係る申請に対する広域連合が行う処分に係る通知書の引き渡し。後、付随する事務というようなことでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 保険料の徴収の件でございますけれども、特別徴収で多くの方は年金から天引きされると思いますけれども、普通徴収の方の納付方法というか、お願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。普通徴収の方は、年金が年額18万円以下の人が対象になってきます。納付書を発行することによって納めていただくというふうなことでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 納付書を発行して納めていただけるということでございますけれども、保険料については1年以上未納者に発行されている資格証明書は、生活実態をよく調査してから発行すると町長も先日言われましたとおり、にしていただきたいと思います。 そして、資格証明書になった人の健康面の調査というか、受診率や健康状態をチェックをして、資格証明書になってしまったら、お医者に行けないわけなんです。それで、その人たちの生活をよく見ていただいて、健康状態などをチェックしていただけるようにしていただきたいと思いますし、保険料も引き下げていただいて、資格証明書の短期証を発行しないように広域連合の方にも強く要望していっていただきたいと思っております。 これで広域連合の件については終わりますけれども、次、105ページの教育費、目の1社会教育総務費、中ごろに放課後子ども教室推進事業213万8,000円と放課後子ども教室備品整備事業333万8,000円とありますが、この内容についての説明を求めます。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。まず、石井小学校放課後子ども教室ということでございまして、一番には対象者といたしまして、学習意欲のある子供。次に、放課後という観点から、午後5時までに保護者などが迎えに来れる家庭の子供ということでございます。それで、現在石井小学校の図書室を予定しております。 また、内容といたしましては、月曜日と金曜日が宿題中心の学習日で、また火曜日と木曜日はスポーツ、芸術等体験を中心とした科目となっております。 それで、予算の内容といたしましては、運営委員会の委員さんの謝金、実行委員会委員、また並びにコーディネーター、また学習アドバイザー、安全管理委員さんの謝金等でございます。次に、消耗品等々、また通信運搬等が放課後子ども教室事業の予算でございます。 次に、備品の事業費ということで、その教材等にかかわる机等の備品の購入ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 全国でもそういう放課後子ども教室の事業が広がってきておりますけれども、今、石井小学校だけで予定をされていますけれども、今後は各小学校、町内の小学校まで広げていく考えがあるのかないのかお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。まず、石井小学校をモデル校といたしまして発足したということでございます。 ただ、他の学校につきましては、やはり児童数が石井小学校の半分また3分の1というような状況でございますので、やはりいろいろ石井小学校の一年を見まして、今後もそういうふうに各小学校が要望があれば考えたいと思っております。 ただ、人数がやはり、今回でも36名ということでございますので、やはり10名とか15名程度では難しい事業だと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) それでは、石井小学校の募集した人数といいますか、それと募集して行くようになった人の人数をお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) 募集数は50名ということでございました。と申しますのは、図書館という限られた場所ということになっておりますので、そういうふうな人数の想定のもとに募集いたしました。その結果、36名が応募されたということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 36名が行くということになったということでございますけれども、石井小学校も各学童保育というのがあるんですけれども、その学童保育と放課後子ども教室との影響はどのように考えているのかお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。石井小学校の石井学童クラブは、北の校門に近いところにございまして、距離的にはほとんど変わりません。ただ、私どもこの放課後子ども教室を進めるに当たりまして、石井の学童クラブ等もその実行委員さんのメンバーに入っていただいております。それで、いろいろ学童保育との違いはとか、いろんな連携を図りながらこの事業を推進してまいる所存でございます。 それと、やはり一つは、放課後子ども教室につきましては、原則授業料等は無料でございます。その違いがあるかと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 石井小学校の学童クラブに行っているお母さん方にお聞きしましたら、子ども教室の方は無料なので行きたいんですけども、5時という制約があるんで、なかなかお迎えに行くことができないので、しょうがないなあという感想で話されておりました。 それでは、5時という制約は解くことはできないんでしょうか。お聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) 文字どおり放課後ということでございますので、小学校は5時で終わるということになるので、この5時というのは制約上守っていかなければならないと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 5時までということで、5時から学童クラブの方に行くとかというような勝手なこともできるんでしょうか。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) そういう保護者の方の要望もございます。それで、やはり学童クラブ等と連携を図るということで、やはり学童クラブの方が十分にそういうふうな理解を示してくれるとは考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 学童クラブと放課後子ども教室がうまいこと連携できて、石井町の子供さんが楽しく放課後が過ごせるようになれればいいなと思っております。 それでは、同じ予算書の108ページの教育費の中ごろに部落解放同盟徳島県連合会西部ブロック連絡協議会負担金30万円が計上されております。この協議会への負担金は、本年度も30万円の計上となっておりますが、昨年からどれぐらい削減されたのかお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 人権教育課長。 ◎人権教育課長(金山孝明君) お答えをいたします。平成19年度の実績といたしましては、43万円でございます。本年度は30万円を計上させていただいております。前年比約30%の減額でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 毎年30%の削減してきておりますが、さきの議会で町長は同和関連予算を精査していくと言われておりました。私は、もうこの事業は真剣に廃止する時期が来ていると思います。これについて、担当課長はどのようにお考えになっているのかお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 人権教育課長。 ◎人権教育課長(金山孝明君) ご承知のとおり、法は平成14年3月31日で失効しておりますけども、同和地区また被差別部落出身者に対する差別意識と申しますのは、今なお厳しく、まだ完全に解消されていないのが実情でありまして、最近では全国的にはインターネットによります誹謗中傷する表現が掲示されるというふうな人権差別事象も起きております。こうした中で、同和問題をはじめさまざまな人権問題の解決のために取り組んでまいりました関係団体に対します支援については、国、県同様に継続的な見直しを図りながら、現状では必要であると考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 現状ではまだまだ差別は残っているとのお考えのようでございますけれども、町長はこの事業が必要と思われて予算を組まれたと思いますけれども、まだまだ必要だとお考えでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 基本的には、いつかの時点でゼロにしていく事業だとは思っておりますが、もう少し年数と時間がかかるんではないかと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) もう少し時間をとってくれということでございますけれども、私はいつまでも他の町村と足並みをそろえていくのではなく、廃止の方向で他の町村に訴えていくべきだと考えております。 そして、町内には低所得で毎日の生活を慎ましく暮らしている人が大勢おります。私はこういう人にこそ町民の血税を、温かい予算にして執行するべきだと思っております。 これで議案審議を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後1時56分 休憩            午後2時11分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。14番梶野利男君。            〔14番 梶野利男君 登壇〕 ◆14番(梶野利男君) 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算について質疑をいたします。 26ページの地方交付税、前年度18億円、今年度18億円ということで、普通交付税が17億円、特別交付税が1億円というこういうふうな予算書ができております。そういうふうな中で、本年度につきましても地方交付税は対前年度並みに据え置かれたというこういうふうな状況になっております。 そこで、本年度より人口、そしてまた面積等々によりまして、地方再生対策費が繰り入れされるということで、本町におきまして8,900万円というようなことで、この地方再生対策費について、どのような使い方をされようと思っておるのかご答弁願います。次は質問者席にてお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 許可します。企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 地方再生対策費でございますが、普通交付税に算入をされまして交付されるものでございますので、一般財源でございます。特にどのような目的というような性質のものではございません。一般財源として取り扱いさせていただきます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 一般財源ということですが、地方再生対策費ということで、再生のための対策費なんですね。そういうふうな部分からいきますと、やはり活力ある石井町そういうふうな部分に何らかのそういった対応をしなければならないかと思うわけでございますが、今までの石井町の悪い例として、例えば交付税措置がありながら、こういうふうな部分に使ってくださいよといった部分に言われておるにもかかわらず、その部分に使われてないと。 例えば、少子化対策に使ってくださいよという部分であっても、他の使い道にする。今の答弁がまさしくそのとおりで、地方再生対策費というのはやはり地方を再生するための対策費という部分で、この石井町においての全く別の使い道にするというのじゃなくして、この名称のとおりの何らかの使い道をやっていくのが妥当でなかろうかと思うわけでございますが、そういうふうな部分におきまして、予算が窮屈だから、こういった名称の部分を度外視して、そして他の使い道にするという部分はいかがかなと思うわけでございますが、それであれば国からわざわざ地方再生対策費という名称を使わずに、それだったら、普通交付税でぽんとそのまま、こういった名称を使わずに送ってくる。そういうふうにすると思うわけでございますが、こういったことについては検討はされたことはないんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) それぞれ予算の編成につきましては、新しい事業については、町長かわりまして新しい方針のもとに政策的なことも取り入れられております。そうした経費につきましても、当然一般財源は必要でございますので、そういう経費に充てているということも言えるのではないかと思います。 なお、この地方再生対策費につきましては、都市と地方の税収格差の是正策によりまして、特に地方交付税、小さな市町村、大変減額して困っておりますので、そうしたところに配慮して今回盛り込まれたわけですが、このことによりまして石井町も、現在の試算のところでは3,000万円余りですか、去年の交付額よりもふえる見込みでございますが、最終的には7月の算定で確定することになりますので、また一般財源等も追加することができると思いますが、当初財政調整基金から5億数千万円の繰り入れもしておりますので、またそういう繰り入れの減額の方にも向けて財源を充当したいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) この予算につきましては、特に有効にというような部分で、まちづくりのそういうふうな部分で、例えば本町におきましても行財政改革という部分でいろいろな、町長就任以来約1年になるわけですが、今議会でもいろいろな経費の節減、そしてまたいろんな部分での歳出面のカットというようなことが一般質問等々でもございました。そういうふうな中で、その町長がやろうとされているそういった事業の性質、そしてもしくはそういった、いわゆる民間企業の感覚というのをいろんな部分でこの1年間導入されたと思うわけでございますが、そういうふうな中におきまして、一方職員側として、例えば町長の思い、思惑がどの程度反映されているのか。例えば、町長就任以来、町職員に対しましてあいさつ運動だとか、いろんな部分が話がございましたが、例えば約1年近くたった今現在どういうふうな、町長が言われたことが周知徹底が、例えば1人に1台パソコンがあると、そういうふうな部分で周知徹底されとるのか、もしくは朝礼等々で各課長等々を通じて周知徹底されておるのか。現在のそういった職員の方々一人一人に対する周知徹底というのはどういうふうな状況でされておるのでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) まず、急いで急用な場合は、庁内LANにて徹底できているだろうと思います。そのほかは、朝礼で全職員に徹底するなり、あるいは各課によって内容が違う場合は、課の方へ行って相談の上で徹底するとかそういうことをやっているんですが、所信表明でも申し上げましたが、まだ職員の意識が私の意識まではちょっと遠いかなと、そういう実感は持っております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 町長の実感までは及ばないというようなことで、私たちも地域住民の方々からいろんな役場についての対応、職員についての対応いろいろお聞きするわけでございますが、やはり最近は民間企業、例えば病院等々につきましても、非常に対応がどの病院等々についてもよくなっておりますし、そういうふうな部分からいきますと、やはり町の役場というのは、そういった部分からいたしましても、特に地域住民の方々が毎日、たくさんの方々が来庁されますので、気持ちよく対応をしていただくと。特に昨今税金面のいろんなことでの対応だとか、またもしくは住民課等々は毎日たくさんの住民が接する部分でございます。そういうふうな中におきまして、例えば住民の方々が相談に来られて、気分よく石井町の役場に来てよかったなあと思って帰られる方が本当に100%、住民の方々がそういう思いで帰られるという、そういうふうな部分を毎日毎日心がけていただきたいというような思いがするわけでございますが、そういうふうな中におきまして、今後町職員の方々とどのようにコミュニケーションをとり、そしてまた町長の思い、思惑が反映されるよう、今後どのような、今この1年間ではかけ離れておるというような状況かと思うんですが、それを一日も早く、そういった住民の方々との思い、そしてまた町職員の方々には町職員の方々の思いがあろうかと思うわけでございますが、そういうふうな部分でのいわゆるこれからのかじ取り、町長のかじ取りというのは、どういうふうな部分で、この1年たった現在、反省もし、そしてまたこれからの取り組みについていろんな思いがあろうかと思うわけでございますが、その部分について現在の心境をお尋ねをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 職員の皆さんに徹底を何回も何回も実は繰り返して言ってることがございます。 町民はお客さんでございますが、私は就任当時からオールフォーカスタマーズということを職員に言ってまして、皆さんがする仕事については、すべては町民のためなんですよと。町民が来られたらお客さんという意識を持ってくださいということをずっと、何回も繰り返し話をしています。その中で、大部分の人が、町長が町民の方をどのように迎えて、どのように送り出しているかというのを目の当たりに見て、大分意識は変わってきただろうと思います。もう少しそれを何回かの職場の対話の中で、もう少し、町民さんが来られて、本当にお客さんが来られたな、ありがとうございました、いらっしゃいませって心から言えるようにもう少し対話をしたいと思います。 もう一つは、本当は、特に若い職員さんなんかは、立派な能力を持っているんですが、その能力をよう発揮してないという実は実感がございまして、言ったことに対する説明は的確に調べていただけるんです。ただ、特に梶野議員さんいろいろご提案いただいて、今回の予算でも大分取り組んでおる部分がございますが、私と同じような書類を見て、さあっとこう流すんですね。どうしてそれを、よその市町村がこんなことできてる、他がこんなことをやっている、これは石井町に当てはめてできないかなと考えて課長なり町長の方に提案する能力っていうのが、実際は一つのことを聞きましたら、すばらしい能力がある。よう発揮できてないような実は気がいたしまして、これは職員さんの対話の中あるいは町職員にもう少し任せてしまうとか、そういうことによって隠れた能力を引き出せるんでないかというようなふうに感じております。 より一層そういうふうに努めまして、本当に職員さんが働きやすい、生きがいがある、自分がこんなことをやったんだよというような、例えば福島県の矢祭町で教育委員長さんが女性の方で、ある一つのことを任せまして、本当にいろいろな問題があったんですが、よう自分でできたなっていうようなことを、弊害を全部取り除いて、成功している例がありますね。 ですから私も、特に女性の登用とか、若い人の抜擢とか、石井町の役場がやりがいがあって、お客さんが来て、ちょっと役場へ行って休憩しようか、役場へ行っていろいろなことを勉強しようかというような町民本位の役場に、これからもっと力をはめて改革していきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) これ120ページに本年度の職員のいろいろな給与費、共済費含めまして、208人で14億7,940万1,000円、前年度が216人で15億4,273万1,000円というような部分で、本当に今民間の企業は大変な思いしていろんなリストラ、そしてまたいろんな改革、全く給料は上がらない、そういうふうな部分で非常な原油高、いろんな社会情勢等々もございまして、本当に就職したくてもできない、もしくはそういった正規の職についていない、例えばフリーターだとかアルバイト、そういうふうな方がたくさんおいでます。 そういうふうな状況の中で、本当にこの本町の職員の方々につきましては努力され、そしてまたいろんな部分で活躍はされておるかと思いますが、そういった反面、民間では大変な思いして、そういうふうな中で税収を納めておると。そういうふうなことに頭をいつも、この石井町の貴重な税金をどういうふうに使うか。本当に皆さん、住民の方々が税金を納めておるというような思いというのが、非常にもう一度思いを張りめぐらせていただきまして、貴重な税金であるという言葉だけでなしに、本当に実感として大変な中での税収なんだというような部分からいたしますと、やはりいろんな各種事業、各いろんな部分におきまして非常にまた違った感覚が出てこようかと思いますので、ぜひそういうふうなことを、認識をもう一度深めていただきたいと思います。 そういうふうな中におきまして、特に、例えば町長がこういうふうなことをやりましたという改革の部分が一般質問等でもございました。反面、じゃあ職員の中からこの1年間こういうふうに改革をやりまして、こういうふうな財政改革やりまして、そしてこういった部分についての歳出を削減できたとか、もしくは新しい事業でこういった効果があったとか、そういうふうな職員からの提案があってできた事業というのはございますか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 削減の中では、教育委員会が昨年度にコピーの保守管理ということで見直しを徹底しまして、約122万円ぐらいの削減ができております。これは、私は指示をしてなかったんですが、教育委員会の方から私の方へ、実は一番削減できたのが60万円ぐらいの保守点検というのが20万円ぐらいまで削減できた。何回か交渉の中で、1回でなしに2回、3回と交渉する中で、このぐらいのことが削減できましたと。 あるいは、清掃センターもそうですが、就任当時1、2カ月というのは、もう全部私が値切りというんですかね、これは高い、もう一回見直してくれということで、何回も値切りをしよったんですが、最近は職員さんの方から、町長もう3回ぐらい実は言うて、最初の見積もりはこれでしたけど、これだけ下がりましたと。それで町長の出番もちょっとず実はないようになってきております。 ようやってくれたな、ほなこれ以上言う必要はないわと。大分削減できたなあということで、そういう削減については、各課で大分徹底できてきただろうと思います。 いろいろな施策の中で、職員さんの提案でどういうことができたかというのは、実は梶野議員さんからもご質問いただきましたように、耳マーク、実際は役場の中に来ているのに、それを貼らない、そういう意識というのは実はまだまだ職員さんの間に低くて、当初私が説明しましたように、もう少しそれぞれの専門部署において、建築は建築、あるいは税務課は税務課、例えば税務課だったら、山根議員さんご質問ありましたけど、滞納が約3億円ある。よその市町村はどういうことをしてるかというたら、例えば夜一斉に電話かけてるんですね。石井町はまだ、夜間訪問したりということもありますけど、電話作戦というのは1回もやってない。あるいは、車があるのに税金を払ってない。車があるということは、ある程度生活もできるんだろうと思いますが、そういうときによその市町村は、車が動かないように車どめまでして税はとっているとか、石井町はまだそういう意識が実は低いところがございまして、やっぱり各課においてもう少し、自分の課の責任というのを重要視するように、もっとこれは私のこれからの話し合いとか、能力を引き出すということも重要だろうと思いますので、前向きにそういう話をして、職員との間で実力を発揮するような方向に持っていきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) そういったいろんな能力がございます。いわゆると申しますか、職員さんも大勢おいでますので、事務に精通されている方とか、また建設関係に精通されている方とかいろいろなよき長所や得意分野等々を存分に発揮し合う中で、いろんな部分でチームワークをとっていただきたい。 そういうふうな中で、やはりまだまだ町職員からの取り組みというのが、今お尋ねいたしますと、全般的に意識というのがまだまだ低いなあという感は否めないわけでございますが、例えば地球温暖化対策の推進に関する法というのが1998年に施行されておるわけでございますが、この部分につきまして、地方公共団体は温室効果ガスの排出抑制等のための実行計画策定と実施状況の公表が義務づけられているわけでございますが、この点について、本町はどのような取り組みをされておりますか。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 以前私が用地課のときに、環境の方から始まったような事業でございますけれども、一応、省エネという形のどこまでできておるかと、していくかというふうなことから始まっておると思います。 それで、今現在石井町が取り組んでおると申しますのは、昼間電気を消灯するとか、電気の節減等、冷暖房の節減、そういうふうな形で、今の温暖化に対しての対策というのはそれほどとられてないというのが現状でございますけれども、本格的にやろうと思えば設備からすべて投資していかなければならないという状況もあると思います。 それと、公用車につきましても、ハイパブリック部門の導入とかいうのも検討していかなければならないということもございますので、取り組むに当たってはやはりそれだけの投資が要るということで、取り組まなければならない、数字は忘れておりますけれども、何%かは切っていかなければならないという計画は立てさされておりますけれども、現状はそれほど削減されていないというのが現状でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 大体これ2004年で6%なんですね。そういうふうなことで、いろいろな今総務課長が言ったような部分につきまして、例えば燃料だとか電気、公用車の燃料だとか、水、紙類の各使用量の削減とか、こういった部分について、石井町の総額の予算の中で、こういうふうな部分にまだまだ削減できるでないかといった部分を、そういう石井町の職員の中から発案をできればしていただきたかったなあという部分です。 例えば、石川県の津幡町におきましては、そういった部分につきまして職員が発案して、二酸化炭素のいわゆる削減につながる7分野58の実践項目に取り組んでおります。職員はその中の33項目を実践して、その上で半年ごとに施設、職員ともに実践項目のチェックリストを作成、提出をいたしまして、そういうふうなことで、なぜこういうふうなことをやったかと。この日本全国、各自治体とも大変な思いの財政難の折から、環境安全課の職員が自前で計画の行動に、策定に当たって、そういった部分で取り組みをしたというような石川県の津幡町がございます。そういうふうなことで、この取り組みをすることによって、財政経費も安くする。そしてまた、地球温暖化の防止にも取り組むというような部分での取り組みを現実にやっております。 そういうふうなことで、今後石井町の職員におきましても、こういった策定を今の現在では余りやられていないというようなところでございますので、これからは真剣に取り組んで、そしてこの地球環境をいたわり、そしてまた経費を節約していただきたいと思います。 続いて、76ページに移りたいと思います。保健センター施設費で522万7,000円の予算計上されておるわけでございますが、町長の所信表明のときに、保健センターを、いわゆる従来の位置づけと違った部分でやっていきたいというようなことがございましたが、その内容というのは、いわゆるもう少し具体的に、こういうふうな取り組みをやっていくというその内容についてお尋ねをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 特別な位置づけというのではございません。今の福祉生活課の係としてある部分を一つの所として、課として独立さすということでございまして、と申しますのは、やはり離れておりますので、監督ができないということもございますし、また今回健康保険の関係、特定健診とかいうのをやっていかなければならないということで、保健師さんの役割がふえたわけでございますので、そこの方で包括支援の関係につきましての保健師さんも集約して、ソフト面は本庁の方として、そういう指導面というのは集約して保健センターの方でするということで、できれば一つの課として運営していった方が管理、監督ができてスムーズにいくんでないかなということで、独立さすという意味での改革でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) それでは、福祉生活課と切り離した保健センターの課というのが新たにできるわけですね。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 課と同じですけれども、保健センター所長という形、所ですね。設置条例がございますので、その中でそこに所長を置くという形での変更でございまして、課としますと、課設置条例の中で今回条例改正もせないかんということになるんですけれども、保健センターというのは所でございますので。            (「庶務規定」と呼ぶ者あり) 庶務規定とそれと規則の方で改正させていただこうということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 保健センター所長という新しい部分でできるということですが、例えばそういった課の統廃合というのはほかにもあるんですか。ここだけですか。その点について。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 今回、平成20年4月からということで、一応計画しておるのは保健センターの分離というのと、それともう一つは人権教育課を社会教育課と統合するという計画でおります。それで、そちらの方も課設置条例でなしに、教育委員会の中の規則の中で定められておりますので、そちらの改正を行うということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) それでは、この保健センターの部分につきまして、現在福祉生活課で職員が何名いるのか。それと今後は、この4月からは保健センター所長を含め、保健センターでの職員は何名になるのか。そして、福祉生活課は何名なるのか。この4月以降ですね。もう決まっておればお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 今現在、福祉生活課の本庁の方には保健師さんはおりません。保健センターの方にいらっしゃるのが7人。それと、今包括支援の方で1名保健師さんがいらっしゃいます。その方も一緒になるということで、それと所長を合わせて9名ということです。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 総務課長、大丈夫ですか。修正はない。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 保健師さんは、今現在は保健センターに5名。それと看護師が1名、それと栄養士が1名ということで、計7人でございます。それと、今度新しくなりますと、保健師が6名、それと看護師が1名、それと栄養士が1名の8人と、それと所長を合わせて9名ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) こういった新たな取り組みでございます。そういうふうな位置づけにおきまして、石井町の保健事業そういった全般にかかわる部分と思います。そういうふうな中で、今後の石井町の住民の、いわゆる健康に携わるそういったいろんな施策について、十分活躍をしていただければと思うわけでございます。 この保健センターについての質問は以上で終わりたいと思います。 続いて、88ページ、例えば国道192号吉野川市・徳島市間の整備促進期成同盟会負担金10万円計上されておりますけれども、これはどのような最終の計画なのかご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 国道192号線吉野川市・徳島市間の整備促進期成同盟会の負担金でということで10万円を計上しているわけでございますが、これは国道の192号線吉野川市から石井町を含めての間の負担金ということで、町長の方が役員になっておるということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) この国道の部分につきましても、これ期成同盟会ができて2、3年になるんですかね。そういうふうな中におきましてのいろんな国道の渋滞緩和だとか、そういった部分の期成同盟会かと思うわけでございますが、そういうふうな中におきまして、やはり今現在道路網の整備でおくれているのは、いわゆる三けたの国道、まさしくこの192号。徳島県で言えば11号、55号というのは、もう既に相当取り組みが進んでおって、この三けたの国道というのが日本全国で取り残された、まだまだ整備が必要な国道じゃなかろうかと思うわけでございます。 そういうふうな中で、まさしく本町の大動脈の国道192号、この渋滞緩和に向けての取り組みというのを行っていかなければならないというような期成同盟会と思います。そういうふうなことで、この期成同盟会は、いわゆる吉野川市、徳島市と石井町と2市1町での取り組みと思うわけでございますが、この部分について、例えば石井町ではどういうふうな、この同盟会に対する要望を行おうとしておるのかご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後2時51分 休憩            午後2時51分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。町長。 ◎町長(河野俊明君) 今多分鮎喰の橋ぐらいまでの予定で予算を組まれてやっておりますが、例えば電線の地中化とか、あるいは歩行者とのガードパイプといいますか、さくとか、そういうふうに幹線道路として他の市町村と負けないような感じでずっと実は、補修、拡張とかそういうことをやってきております。 それで、同じような今の佐古の道みたいな道路を、それじゃあ鮎喰の橋から吉野川市までいつできるんかということで、実はそういう陳情をする同盟会でございまして、昨年も何回か開かれましたが、国交省の管轄なんですが、どうしても予算がきついので、とりあえず鮎喰の橋までを目標にそういうことをやっていくと。それから後については、財政状況がよくなって、石井とか吉野川市がいつ来るんかなというところの話までしか実は進んでおりません。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。
    ◆14番(梶野利男君) この部分についてはこれからというようなことですね。 続いて、99ページの教育費の中で健康管理費ということで241万円の予算計上がされております。4月に入れば早速新入生、1年生が入学をして、そして登下校時に通学路を通るわけでございますが、そういった中におきまして、現在例えばここ1年間で登下校時にけがをした、もしくは登下校時だけではなしに学校生活を含めての件数であればわかるという部分であれば、ということで先日調べておいてくださいということで申し入れをしておりますので、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後2時54分 休憩            午後2時55分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) お答えします。ちょっと今手元に資料がございませんので、また後ほどお届けするということでお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 新年度が始まりますと、やはりまだ小学1年生の子供さんはまだまだ体力もございませんし、大きいランドセルが非常に大きく感じるわけでございます。そういうふうな中で、なれない学校生活が始まるわけでございますが、そういった部分で体力的な部分の疲労とかいろんな部分もございまして、特にこの登下校時の安全対策というのは、行政側としても配慮をしなければならない。そういうふうな中で、最近はありがたいことに、各学校の方にはいろんなボランティアで応援していただける団体がございます。そういうふうな中で、特にこの登下校時に危険な箇所、もしくは事故が起きたというようなところがございますれば、そういったところに重点的にそのボランティアの方々にお願いをして、そして登下校時の安全対策をしていただければというようなことで、なかなか子供さんはいろんな、その場面その場面で対応というのがまだまだ、高学年になりますといろんな対応というのができつつあろうかと思うわけでございますが、最初のうちはなかなかそういった部分にふなれでございますので、特に低学年の子供さんが帰る時間帯だとか、そういった部分でボランティアの方々の協力が得られますれば、そういった箇所について、立って指導をしていただくとか、見守っていただくとか、そういうふうなことができればというようなご要望もございます。そういうふうなことで、この部分について対応がどのようになるのか。していただけるのかご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) お答えします。一般質問の中でもお答えしたと思いますけれども、地域の安全を守る会というのが各学校区にございまして、そういったことで老人会であるとか、健全育成の町民会議の各支部を通じまして、そういったことでまた学校におきましては、通学路の安全点検もやっておりますし、またその中で危険箇所等もつかんで、教師がいろんな学級活動とかそういった中で子供たちに啓発をし、また現場、ボランティアの方にもそういった箇所を提示いたしまして、重点的に指導を行っていけますように、また私の方からも、新学期に入りましたら連携をとりましてそういったことで指導に当たりたいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) それとあわせて、例えば中学校で自転車にいたずらされたりとかそういったことで教育長が中学校の校長のときに、例えば名西高校なんかでお聞きしますと自転車が紛失したりだとか、いろんな自転車に関する部分の問題があろうかと思うわけでございますが、石井町内の中学校に対しまして、中学校で自転車に関するそういった問題というのは、現況どのようになっておるのか、わかる範囲でお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 教育長。 ◎教育長(清重泰良君) 先ほどの次長の登下校の交通につきましては、一つつけ加えておきたいと思います。 現在、徳島県におきましてもスクールガードという制度がございまして、本町も4月1日から新しい人を雇用いたしまして、児童・生徒の登下校についての交通指導、また交通安全につきまして指導をしたいと、このように考えております。 それから、もう一件のお尋ねですが、学校の駐輪場におきまして子供たちのいたずらが現在もございます。特に、部活動をされる子供たちの夜帰る時間の遅いときに、時々パンクをさせられたとか、それからキーがかけられていたとか、そういうふうないたずらがございます。そういうふうなことに対しまして、学校側に定期的な巡回指導、またそれぞれのクラブの顧問の先生方の巡回と、こういうふうなことで対処をいたしております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) そういうふうなことで、これから特に新年度になりまして一番いい機会じゃなかろうかと思いますので、十分配慮をしていただければと思います。 最後に、本町の町債の残高が今年度末で80億1,643万9,000円というようなことで、着々と償還されていっておるわけでございますが、私は以前から申し上げておったように、やはりこの町債の残高がまず一つの目安としては、当初予算と同額程度のいわゆる地方債の残高というのが、まず一つの目安になろうかと思うということで、そういった部分に配慮するようにというそういうふうな部分で以前から言ってきておりました。 このままいきますと、恐らく来年度につきましては、当初予算と同額程度になるところが見えてきたなあと思うわけでございます。これからいろいろな事業、計画されるわけでございますが、やはりこの地方債の現在高の見込み額を勘案しながら、非常にこのかじ取りというのが、対応がいろんな部分で難しい部分が出てこようかと思います。しかしながら、これからのいわゆる大幅な税収というのも見込めないそういうふうな中において、この借金をこれ以上ふやしていくというような部分で大きな事業をやっていくというのは、今の時節上、大変無理があるというような部分からいたしますと、償還を速やかに行っていき、そして次の事業が、どういうふうな事業をこういうふうな段階で行っていくといういわゆる計画を立てなければならないと思うわけでございますが、いろんな部分におきまして、じゃあ例えば学校、幼稚園はいつ建てかえをするのか。そしてまた、ほかのいろんな、清掃センターの建てかえだとか、そしてまたいろんなほかにも事業がございます。そういうふうな部分において、長期的な健全財政を維持していかなければならないというそういうふうな部分が求められようと思うわけでございます。 そういうふうな中で、今後の石井町のこの健全財政を守り、そしてまたそれとあわせて、特に歳入増を行っていくというような部分で、非常にそういった部分でこれからは特に公表、いろんな部分で広報いしいだとか、そういった部分でいろんな制度を発表していくと。 例えば、1点上げますと、例えば固定資産税なんか、土地の値段はどんどん、地価は下がっていっきょんのに、固定資産税は下がらんでないかといった、いわゆるそういった住民の方々が多数おいでます。なぜ石井町の固定資産税が下がらないか、こういうふうな仕組みになっておると。そういうふうな部分についても説明が今の段階では少し、まだまだ取り組み、その説明ができていないがためにそういった疑問を持っている住民の方々がたくさんおいでると。そういうふうな部分からいたしますと、いろんな事業もそうでございますが、やはりこういった説明不足というのが否めないと思うわけでございます。 そういうふうなことで、今後におきましての行政の取り組みとして、やはり十分な住民に対する説明というのが必要じゃなかろうかと思います。そういうふうな部分で、これから特にいろんな計画を立てていく上におきまして、住民の合意をとってやっていくというような部分がより必要と思います。そういうふうなことにつきまして、今後どのように取り組みをされていかれるつもりなのかご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 議員さんがおっしゃるように、今までは私たち職員自体そういった説明に対しての認識というのができてない点は多々多々あったと反省しております。 今町長にもいつも言われることでございますけれども、すべて公開しなさいというふうなことでもございますので、今まで以上に、そういう面でふなれだったこともあるんですけれども、これからそういうふうな形で開けたような行政をしていきたいというふうに、職員もそういった形で意識を変えていくというふうなこともこれからはあると思いますので、できるだけこれからはいろんな分野でもそういった説明が必要な改革が進んでおりますので、いろんな方面で説明していかなければならないところと、広報もしていかなければならないというのが多々ありますので、できるだけそういうふうなところには神経を使って、できるだけ説明ができるような体制をとっていきたいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 町長、就任されて初めての予算編成でございます。この20年度の当初予算につきまして、いわゆるいろいろな配慮があっての予算編成だったかと思います。 そういうふうな中におきまして、やはり当初申しましたように、国からの交付税というのは、例えば次世代育成のための交付金、もしくは学校図書のための交付金、そういうようなことで、国からの交付金というのが今までは本当に他の用途に使われておったというような部分がたくさんございますので、この際、石井町、特にそういった部分で国の制度のこういうふうな部分にという交付税、その部分についてはぜひ今後につきましてはよく配慮をしていただければと思います。 以上で私の議案審議を終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後3時09分 休憩            午後3時23分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。10番山口性治君。            〔10番 山口性治君 登壇〕 ◆10番(山口性治君) ごみ収集について、1点だけ質問をさせていただきます。 一般会計予算18号の79ページ、一般廃棄物収集運搬管理業務委託料9,450万円となっておりますが、町長は業者と交渉中だと言っているのですが、課長これ去年と同じ金額ですか。それをひとつよろしくお願いいたします。昨年と同じか、減っとんか、ふえとるんか。課長にお伺いいたします。 それと、町長は業者との話し合いをしていると言っていましたが、今どのくらいの話し合いができているのかお伺いいたしまして、今後の資料といたしますので、この2点をお答えいただきまして、私の議案質疑を終わりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(井上勉君) ただいま山口議員さんの方からご質疑がございまして、収集運搬委託料につきまして19年度と20年度はいかなることかということでございますが、予算的に計上させていただいておりますのは、19年と20年は変わっておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) ごみの収集の民間委託というのは、町民の間から2つの点で不信感を抱かれております。 1つは、その当時参事でございました岩佐課長の親類の人にごみの収集を委託したこと。もう一つは、その委託金額っていうのが、最初議会では20%ぐらい削減できるというておったのが、10%ちょっとになっている。委託方法と委託金額がおかしいんでないかということは、町民の間からたくさんの実は意見をいただいております。 それで、阿波クリーンさんに対して実は私、同じ方法でよそに委託した場合に、どのぐらいの金額でできるのかというのは、この前の所信表明とか議員さんの説明の中で答弁しと思いますが、まだ約2,000万円ぐらいは下がる業者があるということです。 それで石井町も経費削減の中で、各職員一斉にいろいろな削減方法に取り組んでます。阿波クリーンさんもう少し削減できるんではないですかということで、最終に、一月か一月半ぐらい前に、本当は2,000万円ぐらいと思っておったんですが、1,000万円ぐらいのとこまで歩み寄ってくださいと。そういうことを実は申し入れをしておりました。阿波クリーンさんから何の返事も実はなかったんですが、ある町民さんが実は、町長私が間に入って話をしてみようかということで連絡をいただきまして、実はきのう阿波クリーンの社長と専務さんと、その専務の奥さんと3人がおいでになりました。それで役場の方では、私と三浦総務課長と田野企画財政課長立ち会いの上で、阿波クリーンさんは石井町の言うことはよくわかりましたと。一生懸命皆さん削減なさっているので、私の方も社内で検討しまして、どなんか1,000万円の削減でご協力をさせていただきますと、そういう実は温かいご返事をいただきました。それで、当初予算では9,450万円の計上をしておりますが、4月1日からの多分これ契約になると思いますが、ここから1,000万円の削減はして、再契約をするつもりでおります。 阿波クリーンさんは実は、私が町長に就任しましてすぐごあいさつに来られまして、他の市町村でごみの収集を民間委託したら、一番いい町村というのがこういう方法で実はやっております。上下白の制服を着て、収集車にはほうきとちりとりを積んで、あるいは水の入ったポリのバケツを置いて、それで収集をしている。どういうことかと言いますと、ごみ袋を収集車に積んだ後、時々ごみが散らかっている場合があります。その業者はちりとりとほうきできちっとその後を掃く、あるいは生ごみなんかで汁が垂れておった場合は、水を流してちょっと洗う。それで、そこに住民の方がおいでになりましたら、本日はありがとうございます、そういうふうにきちっとあいさつをしていると。阿波クリーンさんこういうことをできたら徹底してくれませんかと。そしたら、町民さんは必ず民間に委託をしてよかったなという声が聞こえると思いますよと。そういうお話をさせてもらいました。 そしたら、すぐ明くる日からほうきとちりとりを持って、清掃車で収集に回られる。今は、この前の議会でも皆さんにご説明しましたように、町民の間からは広く支持をいただいております。町長、今度の委託した業者って、物すごう気持ちええわよと。あいさつもしてくれるし、後もこうやって掃いてくれる。水を持っていて流しているかどうかわかりませんが、ほうき持っていて、ちりとり持っていて、ごあいさつはきちっとできています。こういうことで、もう私はこの阿波クリーンさんとは1,000万円を削減していただけました。それで、この問題については、終止符を打ちたいと思います。 きのうも阿波クリーンの社長にはこういうことを言ったんです。一応5年契約でさせてもらっていただいておりますが、阿波クリーンさんも1,000万円の削減ということで協力してくださいました。その当時親類だった前の社長ももう今はやめられている。きちっとした取引の中で、町民に信頼されるようなごみの収集をやりたい。どうぞよろしくお願いしますとそういうことで、手を握って別れましたので、このごみの収集については業者の協力により1,000万円削減できました。 1,000万円ということは、10年で1億円でございますから、大きい金額でございます。後は、阿波クリーンさんが今の現在のように町民に愛されて、よかったなという仕事を続ける限りは、委託をしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 6番松尾誠作君。            〔6番 松尾誠作君 登壇〕 ◆6番(松尾誠作君) 議長のお許しを得ましたので、議案質疑をさせていただきます。 まず、議案第18号、60ページ、農業委員会委員選挙という項目がございます。この農業委員会選挙も公職選挙法の適用があるのかないのか。その点についてお尋ねいたします。後は質問者席で。 ○議長(吉岡重雄君) 許可します。住民課長。 ◎住民課長(野田泰章君) お答えいたします。農業委員会も公職選挙法の適用があると思います。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) それでは、こういった公職選挙法の中で、選挙違反の時効は何年でございますか、その点についてお尋ねをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 住民課長。 ◎住民課長(野田泰章君) 公職選挙法の時効はどれぐらいかというご質問でございますが、これも時効につきましては刑事訴訟法になりますので、ちょっと私の方の専門ではないんですけども、石井署の方で、前の統一地方選のときに勉強させていただきましたので、ちょっと説明させていただきます。 時効は、犯罪行為が終わったときから進行するそうでございます。それで、違反行為については、罪状が違いますので、それによりまして拘留または科料に当たる場合については1年とか、いろいろな法律によって違いますので、それは司法の方かまた弁護士と相談していただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) それでは事務局長、本町の町長選挙はいつ行われましたか。 ○議長(吉岡重雄君) 住民課長。 ◎住民課長(野田泰章君) 日にちがちょっと、町長選4月二十……            (6番松尾誠作君「4月22日か26日ですね」と呼ぶ) はい。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 実は、川端議員の質問の中にも、高川原27号線が、いわゆるある業者が選挙を応援したがためにやめさされたと。そのときに町長は、私は18年に選挙をしていたと。こういうことをおっしゃっとるわけでございまして、なかなか勇気のある人だなと。自分で選挙違反をしましたというようなことをおっしゃったわけでございまして、この点は恐らくこのビデオ等は警察等にも流れております。警察の一番重点にするのは、汚職と選挙違反でございます。そこで、私はやはりこういった問題に関して、選管にひとつどういうような措置をとられるのか。その点について、やはりその措置の経過をひとつ報告をしていただきたいと。このことを申し入れておきます。 ○議長(吉岡重雄君) 住民課長。 ◎住民課長(野田泰章君) お答えいたします。今のご質問で、選挙管理委員会の方に今の選挙違反についてどうこうと申されましたけども、選挙管理委員会といたしましては、その選挙運動につきまして、それが選挙違反かどうかの個別の認定はできません。それにつきましては、司法当局の職務権限でございますので、選挙管理委員会ではそれはちょっとできにくいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 選管でできない。ならば、また私の方でもいろいろ検討いたして措置いたしたいと思っております。その質問は、それで終わっておきます。 次に、この議案第18号の1ページ、一時借入金についてちょっとお尋ねいたします。 最高限度額7億円というふうになっております。この一時借入金というのは、いわゆる当初予算に議決しておけば、最高限度額何度でも借り入れができるわけでございます。そして、何回も私、この議場で申し上げておりますように、決算のときにその利息代があらわれてくると。そしていつ借り入れて戻したかというようなことが我々にはわからんわけでございます。 こういったことは、一時借入金をどなんでも使えるというようなことにもなるかと思うわけでございます。そこで、そういう一時借入金の出し入れを公表するというそういう規則とか決まりがなくても、ひとつこの出し入れの状況を何かの都度に公表していただけないかなというわけでございます。 以前に聞きましたら、本町はそんなに一時借入金というのは余り使ってないとおっしゃいますけれども、しかしながらこれから火葬場とかいろんな事業の計画もあると思うんです。それと、町単事業の道路改良にいたしましても、8,000万円ぐらいですか、ふえておりますので、場合によったら一時借り入れもせざるを得ないという状況にもなるかと思うわけでございます。その点についてご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 一時借入金につきましては、毎年度当初予算で7億円の限度額として借り入れすることができるというような定めをさせていただいておりますが、過去いしいドームの建設事業費なんかの支払いのときに幾らか借り入れたりしたことがあったかと思います。最近、ここ数年につきましては借り入れがない状況でございまして、財務の状況、決算の状況につきましては、以前にも議会で住民に広く知らせるべきでないかというようなご質問もいただいたかと思います。それで、現在年4回の広報のうち、2回ほど当初予算の編成の関係と決算の総額とか、我が家の家計に例えた場合とかいうような置きかえをしたりとかして、比較的にわかりやすくしているつもりでございます。それで、決算の広報のときに、一時借入金はありませんでしたとかというような表現をさせていただいておりますので、もし今後生じましたときにはそうした中でまた説明、報告させていただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 了解いたしました。 続きまして、議案第8号でございます。これはいわゆる公営住宅に暴力団員等を排除するための目的を持った形の中での条例改正かと考えるわけでございます。この中で、町長にお聞きしたいんですが、この暴力団員というのは、町長がよく答弁の中でおっしゃっているやくざがどうのこうのという、そのやくざと暴力団員とは同義語でございましょうか、どうかその点についてのお答えを願います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) お答えの前に一言言っておきますが、私は18年度は町民の意見を聞くために、大学ノートを持って、石井町どんな問題が起こってます、何か不自由ありませんかっていうて選挙運動してませんよ。坂東さんは18年6月議会で表明されたんじゃないですか。よく考えて言うてくださいよ。 今の暴力団の話ですが、私はどちらが暴力団でどちらがやくざかは、私は暴力団でありませんので、やくざでもありませんので、全然わかりません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 議事録を見ていただいたら、町長の今おっしゃったことは明白であるかと思います。また、有線のテレビを見ても明白かと思うわけでございます。 どういうものであるかということがわからんとおっしゃいますけど、私が一番気になるのは、一般廃棄物最終処分場の委託管理に暴力団が関与しとると、やくざが関与しとる、こういうようなことをおっしゃったわけでございますが、どのような関与をしているのか、やはり町民の前に明らかにしておくべきではなかろうかと思うんです。お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 松尾さん、余り言いたくないことまで言わすんだったら言いましょうか。例えば、いしいドームがオープンする前日に、暴力団が何人も来て、町の職員がかり出されて、暴力団を出迎えしとんですね。そのとき町の職員が暴力団にあいさつする方法を教えてもろたと。町長、私びっくりしましたと。何かオッスってこういうことをするらしいですね。その当時の人は、だれが暴力団を呼んだか私はわかりませんけどね。 おととしですか、ある石井町の課長が暴力団におどされて、暴力団が逮捕されましたね。逮捕された記事だけ載っておりますが、本当は暴力団との癒着がこじれておどされたんではないですか。そういうことは議会で解明せないかんのですよ。最終処分場についてはそういううわさがあるということです。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) いやしくも2万7,000の人口を擁する町長がそういううわさでもって、暴力団が云々ということは言うべきことではございません。 そしてまた、今おっしゃったお人のお名前を、こういうふうに教えてくれたというお名前を教えてください。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) どうしてこういう場所でその職員の名前を言わなきゃいけないんですか。コンプライアンスの問題ですよ。コンプライアンスというのは、告発者の保護をするための法律なんですよ。何か勘違いしとんちゃうんですか。あなたがコンプライアンス、コンプライアンスって何回も何回もおっしゃってたでしょう。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 言えないようなことを取り上げて言うことはございませんので、それは慎んで発言をするべきだと私、申し上げておきます。 続きまして、議案第18号、同じく58ページでございますけれども、町税前納報奨金についてでございます。これは恐らく町税を前に納めたら、それに対しての報奨金という読んで字のごとくでございますが、本町の給与所得者、いわゆるサラリーマン、サラリーマンの税額が住民税に占める割合は大体どのくらいあるのか。その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) お答えをいたします。これ19年度でございますけれども、町県民税、一般の方、サラリーマン以外は普通徴収という形になっておりまして、サラリーマンは給料から天引きということでございまして、給与所得者、給料天引きされる方は約68%、調定額で約68%が給与所得者ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 今お聞きしましたら、調定額でサラリーマンの方が68%もあるわけでございますね。そうしますと、いわゆる税源移譲によって、いわゆるそのサラリーマンの方は住民税の部分の比率が、所得税が少なくなったその分だけが住民税の方が多くなっているという一つの増税感ちゅうのがあるわけですね。 そこで、私思うのに、給与所得者は町税前納報奨制度というのがあっても、何のシステム上恩恵が受けれない。税のいわゆる公平負担において、どうしても不平等でなかろうかと思うわけでございます。 そして、前納と申しましても、お金のある人は納期前に払えることができるんです。しかし、私みたいに毎日毎日が精いっぱいの生活する人間にとりましては、払う気持ちがあっても、前納ができないという人も要るわけなんです、現実に。そして、これだけの格差が出てきますと、金持ちだけの優遇策になっているような私、感がするわけなんです。サラリーマンは前納したくてもできない、システム上。金のない人は区切って払うから払っていける。もうそろそろこの前納報奨というものを検討するときに来てるんじゃなかろうかと。例えば、率を下げるとか、全廃せえということじゃなくしても、やはり率を下げるという検討もこれから必要でなかろうかと思うんですけども、その点についてのお考えをぜひ聞かせていただきたいし、また今後そういうふうな形の検討も始めていただけるのかどうか。その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 所信表明でも述べましたように、住民税を毎月源泉徴収されているサラリーマンや給与所得者は報奨金を受けられない。そういう弊害は、不公平さというのはあると思います。しかし、この前納報奨金制度というのは、税収の早期確保や納税意欲の高揚を図るため、石井町は19年度を見ても結果はあらわれておるんです。確かに議員さんおっしゃるように、これから先はその税率も9%、5%で結構石井町は高いですから、考えていくべきだろう問題とは思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) ぜひひとつ弱者のために考えていっていただけたらというふうに思っております。 続きまして、この議案第13号に該当するか、ちょっと私もわかりませんけれども、58ページの道路維持費についてでございます。 建設課長、道路維持というのは、いわゆる側溝をやり直したり、また新しくしたりするそういった請負業務というのも含まれておるんですか。それはどうかお答えください。13号の58ページ。この道路維持管理費にそういう委託、工事請負の業務、そういったもんがあるのかないのか。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 道路の維持管理費につきましては、工事請負もあります。それで維持管理費ということで、工事請負については道路の舗装の補修、転々修繕とかそういったものの舗装の補修をしているほかにも、役務費であるとか、それにつきましては道路の溝掃除したときのしゅんせつの残土処分とか、そういったものも含めてやっております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) そうしますと、この維持管理の中には側溝をつくったり、そういう業務委託もあるということで解釈いたします。 そこで町長にお尋ねしたいんでございますが、町政の概要説明の中で、前町長は特定の業者とか身内に仕事を発注して、でたらめばかりをやっているということを言っておりましたけれども、この身内という範囲、どこまでを身内というのか。その解釈を一つお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 前町長だけのことではございませんけど、あからさまに親類の業者に発注をされたり、あるいは親類の人を臨時職員で採用されたりしたら、これは石井町は個人商店でございませんので、やっぱり幅広く町民にそういう機会は与えるべきじゃないですか。どの範囲と言われましても、親類は親類、そういうことでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 親類といったら、選挙のときはようけたくさんの選挙親類できるんですけど、この行政の発注というの、その指名とか決定権は町長だれにあるんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) その課の責任者がいろいろ指名をしたりするんでしょうけどね。最終は町長でしょうね、責任は。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 私の乏しい知識では、たしか事業関係の課長とかそういう人たちが入って、いわゆる助役さんが入って、助役が指名審査委員になって、そこで指名をして、そして町長は一切関与ない。その中で入札が行われて、仕事の発注ができとるというふうに解釈しとんですけど、建設課長、総務課長どちらでも結構ですけども、そういった中の見解をひとつお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。指名につきましては、最終はもう町長の権限ということになっております。それ以前に指名審査委員会というのがございます。指名審査委員会の会長は副町長をもって充てるといったようなことになっております。そのほかに私たちは、指名審査委員ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) この最終処分場とか、いわゆる収集運搬というその委託契約、これは司法上の契約ですか、公法上の契約ですか。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 公法上の契約でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) おっしゃるとおりで公法上の契約、つまり廃清法に基づく契約だというふうに私も理解しておるわけでございまして、この公法上の契約というのは、その法律に基づいて適正に措置をしていくということが第一の目的でございます。その次に価格の問題かと私は思うんですね。 それはそれで置きまして、今のところは町長が決められると。しかし先ほども、課長には何の権限もないわけですね、課長には。最終は町長が決定されると。課長というのは、そんなに権限は私持たされていないと思うんですけれども、その点について再度確認いたしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 職務権限の範囲内で、課長の場合につきましては、工事請負につきましては30万円までが課長の専決でいけるということでございます。 それから、役務費なんかにつきましては、10万円までというような決まりがございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) そうしますと、高額な何千万円、何億円というようなそういう発注とか契約に関しては、一切タッチできないということでございますね。わかりました。 先ほど町長があやふやな答弁で、身内というのはそこらの親戚だと。どうも私はその範囲がわからんのでございますけれども、建設課等また総務課等で、本町の何かそういう入札、それから指名に対する要綱の中で、法律的に何等親までだったらよいかというようなものがありましたら。基準があるのかないのか。ありましたら、ひとつお答え願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 指名に当たっての業者の選定に当たって、そういった要綱というのは石井町にはないと。調べた結果、ないというふうなことでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) そうしますと、法的には何ら、町長やかましいにおっしゃっとったけれども、問題はないというふうに解釈してよろしいわけですね。 ただ、言えることは、道義的にあるというのでなかろうかと私思うわけでございます。 それで、町長お尋ねしたいんですけど、参考のために、阿波クリーンさんの社長とだれかが親戚関係にあるとおっしゃるけれども、親族で申しましたら何等親ぐらいなんですか。お答えください。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 何回も何回もご質問いただきますので、もう名前を言わなければ仕方ございませんが、前の阿波クリーンの社長というのは、高力次良さんですかね。岩佐透さん、その当時の参事さん、奥さん同士が兄弟ですか。そういうふうに聞いておりますが、これは親類でしょうね。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 私もこういう親族図というのを取り寄せまして、私が例えば関係者としましたら、私の上の血族を尊属と申しまして、私の子から下は卑属、そして私の血のつながったのが、いわゆる血族なんですね。そして、婚姻によって結ばれたのが、いわゆる姻族というんですね。そうしますと、この図面見てみますと、町長もごらんになるんだったらあげますけど、何ら関係ないんです、これ。法的には何ら関係ないんです。 町長が三悪だ、四悪だおっしゃるけど、何も関係ないん、これ。それで恐らく、議会の中においても、以前私も口に泡飛ばしてやったんですよ、石井町の町議会は決議しておりまして、三等親は請け合うたらいかんというて、やったこと覚えております。やはりこれは法的に何等親というのが私問題になると思うんですね。 ですから、この本人の奥さん同士が兄弟やいうのは、何も該当しないんです、残念ながら。こういうことになるんですね。これを申し上げておきます。 それで、次にお尋ねしたいのは、町道石井134号線、石井駅の北側、町道ですよ。これ側溝工事、もう完了してますね、今。完了してますね、駅の北。そして、この積算メーターというんですか。これ何メーターなのか。それと請負金額が何ぼなのか。施工業者はだれなのか。それをお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長
    建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。町道石井133号線側溝整備工事につきましては、落札金額が78万円、太田建設でございます。            (6番松尾誠作君「代表者とメーター」と呼ぶ) ちょっとこれには延長が入っておりません。太田建設、個人でございます。太田隆之さん。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) そうしましたら、33メーターですね。実は、これもある住民の方なんですよ。名前言えませんけどね。ある住民の方が、松尾さんよと。どうもある人から、関係者からメーター数を聞いとったと。ところが行ってはかってみたら、27メーターしかない。それで、そんなことあるか、ちゃんと33メーターちゅうんだったら27メーターおかしいでないでかと。ほなもう一回はからんでかと、寒いところ巻き尺持って私もはかりました。確かに27メーターでございます。それで、この設計と実際の違い。どうして違うのか、その点について。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後4時08分 休憩            午後4時23分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 説明をいたします。 側溝の施工延長は33メーターということでございまして、相手方の土地が高いということで、逆土留めにしております。それにつきまして27メーターで施工しております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 私がちょっとお尋ねしたときのそのお答えとちょっと係りの人との解釈がちょっと違うんですけど、高さが違うけんその差額をしたと、換算に入れたというふうに今おっしゃるんですけど、私は何かメーターが足らんのは、その分のお金を出来高払いで払うたと。27メーターのメーター何ぼちゅうて払うたと。その差額は何か溝をすくうたというふうな方面に流用したと。流用というのは語弊がありますけれども、使ったというんですか。それは許されると思うんですけどね、理由がつけばね。そういうふうなことをおっしゃったんですけれども、そこらの解釈の違いはどういうふうにしたらよろしいんでしょうか。その点について。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。さっき担当の者にちょっと聞きまして、最初の設計は側溝のみということでございまして、それでこっちの方の壁が高いということで逆土にしたと。逆土にした場合、直接入ってませんので、それの進入ということで6メーターとかおいて施工した、そのために増額といったようなことを聞いております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) それはそういう解釈でよしというふうに、私ももう置いておきます。 そして、その上に、できましたら、あれはもう下の部分になるんですね。それで前から上の部分がもう何年後来、十何年後来溝掃除ができとらんと。こういう住民の方からご意見、老人会の新年会でも井上同僚議員にも言われておったと思うんです、溝をさらってくれと。ですから、下ばかりじゃなしに、できましたら、予算の都合がついたら、生活道路の整備優先という町長の大きな大義名分がありますので、ぜひ一貫した通水ができますように、いやことを言いながらもお願いをしておきたいと思っております。 そこで、町長この施工業者とあなたとはどんな関係でありますか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 何年も前から石井町に指名願を出している指名業者でございましょう。親類は親類ですけど、私が町長になってからわざわざはめたとか、これ1年間で78万円の仕事だけ、1件だけとられているんですよ。 私が親類が何が悪いかというたら、例えばクリーンセンターとかごみの収集の委託とか、大きな金額をわざわざ親類の業者に発注してるんです。おかしいでしょう、松尾さん、考えたら。それで話したら、1,000万円下がるんですよ。クリーンセンターも1,230万円下がるんですよ。じゃあ今までその下がらなかったお金というのは、だれのもうけですか。これ町民のお金ですよ。これ78万円のこんな、こんなっていうたらいけませんけど、この問題よりはるかに大きいですよ。両方で、10年間で2億2,300万円です。おかしいね、問題いっぱいありますね。 それから、もう一つありますよ。関西住建さんというのも、これも岩佐、前の参事の親類ですね。これも仕事を大分たくさん与えています。こういうことは、目に見えたようなことをしたらだめなんですよ。ちょっと控えてくださいよ。1年に1つぐらいならともかく、大きな委託業務を、何千万円もするのをわざわざ与える。これで町民がおかしいと思ってないと思ってるんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) そんな金額の問題を私は言っとんじゃないんですよね。町のそういう請負に対する基本姿勢を私はただしているわけですからね。そして、先ほどの、私言うたでしょう、公法上の契約というのは、まず一番に何を考えないかんか。そのときそのときの状況に応じて、そう決まってきたんでなかろうかと思うんですね。それをとやかく言うのはいかがなものかなと私はそういう観点からいっとるわけです。金額が大きいのは罪が大きいんだと、そんなことはないですよ。10円でも盗めば窃盗罪になりますよ。1億円でも同じ罪ですよ。何をばかなことを言うとんですか、町長。そんな認識ではあきませんよ。 ほんでね、町長ね、私は法的には、これあなたの場合も同じような状況なんです。私は何も法的に違反しとるとは言っておりませんよ。同じ条件じゃないですか。ただ言えることは、先ほども申しましたように、道義的責任があるということですね。そうでしょう。道義的責任があるんですよ。それをほっといてやかましいに言う必要が何もないんですよ。            (町長河野俊明君「78万円と1億円は同じですか」と呼ぶ) 議員必携にこういうことが書いてあるんです。質疑とは、議題に出された事件について疑義をただすものである。したがって、質疑は提案者に対して行うものであるとちゃんと載っとんです、ここに。質疑する人間に質疑できないんです。ここにもあります。許されない質疑、136ページ、質疑に対する質疑は許されない、載っとんですよ、これ。こんなんじゃ質問できんですよ、まともな。 ○議長(吉岡重雄君) 自席からの発言はご遠慮ください。 ◆6番(松尾誠作君) ちょっと一つ聞きます。道義的責任はあるのかないのか、それだけ答えてください。            (町長河野俊明君「何のですか」と呼ぶ) 今の請け負わしたことに対して、委託関係にしたことに対して道義的に責任があるんかないんかだけですよ。なかったらないで結構ですよ。あったらあったというても結構です。それだけ答えてください。時間がありませんので。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 太田建設さんが1年間で78万円の仕事をとったことに対して、私の道義責任を問われているんですか。            (6番松尾誠作君「そういうことになります」と呼ぶ) ありません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 町長の考えでは、責任は何らない。ということは、こういう私議論したあないんです、はっきり言うて。もっと町発展のためにやりたい。しかし、毎回毎回こういう議論の方へ町長引っ張り込んでくる。道義的責任がないんだったら、今までのこと全部責任ないと。何も問題がなかったということを証明したんでなかろうかと私思います。 これようけ住民の方のために聞いてきまして、聞きたいことがいっぱいあるんです。もう16分しかない。時間のある限り質問をしていきたいと思います。 それで、議案第17号のページ21ですね。介護サービス等の諸費の中でございますが、多くのサービスの減額が目立っておるわけでございますが、これはどんな理由があるか知りませんけれども、私はこの利用者の利用減も一つの原因かと思うわけでございます。こういった数字の示す背後に課長、あなたが考えた場合に、どのような背景に理由があるのか。自由におっしゃってください。お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(奥平耕右君) お答えをいたします。19年度各種介護サービス執行に当たりまして、予算との非常に大きな差が出てきていると。施設サービスあるいは居宅サービスにおいていろいろ差が出てきておるわけでございます。これは、いわゆる利用者がどのようにどういった形で利用するかということが、ある程度の予測はつくわけですが、さらにシビアにそれが把握することは非常に困難でございます。 予算そのものがやはり億単位の大きなものでございますので、若干のそういう差異が出たとしても、金額としては千万単位の不用額であるとか、あるいは不足額であるとか、そういうことが出てきます。 その背景でございますが、やはり介護の認定、認定者数は30名ほど増えてはきております。給付にしても7,000万円ほど増えてきておるわけですが、やはりその介護認定で審査して認定をする場合に、要介護者というのがふえてきておるというようなことが考えられます、まず。それで、やはり居宅の方も増えてきておるというようなことは、やはり当然介護でも段階の1とか2とか、軽いとこでは居宅の方でも通所とかそういうことで解消できるということが考えられると思いますが、いずれにいたしましても、介護の方の認定というふうななんが増えてきておるというふうなことでございますので、そういったことでやはり大きな差が、過不足が生じてくるというようなことでございます。やはり高齢者が今以上にいろんな加齢だけによらず、いろんな体の調子が悪くなってきておるんかなというようなことでございますので、これにはもう徹底して予防というふうに、予防事業を推進しなければいけないということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 課長、私なりに思うのは、こういうサービスの減額が目立つということは、こういう一因もあるんでなかろうかと思うんですね。いわゆる介護保険の保険料は所得に応じていろいろ区分されておるわけでございますが、受ける介護サービスはいわゆる高額者も低所得者も同じ負担ですね。1割なら1割の負担であるということでなかろうかと思うわけでございます。 いわゆる低所得者というのは、介護保険を払うのが精いっぱいでございまして、介護を受けたくても受けれない。そういう状況にあるかと思うんですね。保険料は確かに所得に応じて払うけれども、介護のサービスの負担は高額所得も低所得も同じだと。ここに一つ、受けたくても受けられないというそういうものが私は存在するかと思うんです。 だから、そういった点でますますこの格差というものが広がってきて、富める者はいつまでも優遇されていく。弱者は常に隅の方に追いやられていく。私はこういう町政であってはならないと思うんです。 そして、町長の努力でいろんな財源を節約した。どうかその余った財源を弱者のために、いわゆる介護給付が、サービスが受けれるような何かに、一つでもいいから実は活用していただきたいと思うんです。それをお願い申し上げまして、私の議案審議は終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 時間延長いたします。 小休します。            午後4時40分 休憩            午後5時05分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。 ただいま議案第18号平成20年度石井町一般会計予算に対して、志摩匡彦君外7人から、お手元に配りました修正の動議が提出されました。これを議案第18号とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。志摩匡彦君。 ◆15番(志摩匡彦君) 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算中、石井町商工会運営事業につきましては、プレミアム商品券発行事業は商工会内部の調整が不十分である。消費者、商工会がよりよい効果を上げるには、まだまだ多くの検討の余地がある。よって時期尚早である。 また、石井駅山路線街路イベントにつきましては、供用開始後である上に予算ができ上がるまで何ら説明がなかったことは議会無視の予算計上である。よって、議案第18号中、石井町商工会運営事業に係る経費について、別紙のとおり修正案を提出いたします。 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算に対する修正動議。 上記の動議を地方自治法第115条の2及び会議規則第17条第2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出いたします。 平成20年3月19日、石井町議会議長吉岡重雄殿。 提出者、石井町議会議員志摩匡彦、提出者、同川端義明、提出者、同松尾誠作、提出者、同久米毅、提出者、同井上裕久、提出者、同後藤忠雄、提出者、同岩佐透、提出者、同横田民次郎。 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算に対する修正案。 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算の一部を次のように修正する。 第1条中、「71億8,000万円」を「71億7,310万円」に改める。 なお、詳細につきましては、添付書類をごらんください。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(吉岡重雄君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) ほかに質疑がないようですので、これで議案質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算について討論を行います。近藤忠夫君。 ◆3番(近藤忠夫君) 突然の動議でございましたので、十分な用意はできておりませんが、まず一つには、この動議に係る石井町商工会への補助金でございますけれども、これにつきましては、既に町長の所信表明の中で十分に説明をされておるというふうなことを先ほども町長の方から説明がございました。 したがって、その経過についても、先ほどの質疑の中で説明がありましたように、町長としては、当然これは提出して議決いただけるものというふうに考えて提出したものだろうと思います。 商工会の中で意見が分かれておるというふうなことでございますけれども、商工会の役員というか、執行部の方もこれに対しては賛同しているというふうなことの表明が先ほど町長の方からも、それから担当課長の方からもございました。にもかかわりませず、まだ商工会の方で意見が分かれておるというふうな先ほどのお話でございましたけれども、これは私はこの商工会の中で実際に議論を行い、賛否をとっておったのかどうかということはわかりませんけれども、一応この経過の中で十分に商工会の会員の皆さんのご賛同を得ておるものというふうに解釈をしております。 したがって、この動機に対しての反対の立場で討論をいたしました。 以上終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後5時12分 休憩            午後5時14分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。7番山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算について、反対討論をいたします。 この予算、後期高齢者医療事務負担金1,227万3,000円、後期高齢者医療特別会計保険基盤安定繰出金4,396万4,000円と部落解放同盟徳島県連合会西部ブロック連絡協議会負担金30万円は認定することができません。 計上されている予算は、75歳を別の保険に切り離し、年齢で差をつける後期高齢者医療制度になっております。徳島で75歳を過ぎると、1年間医者にかかっていないわずか3.5%の人だけ健診を実施するとしていますが、長生きするなと言っているに等しい仕打ちでございます。長生きすると医療に差をつける。この制度のねらいは、医療費がかかる75歳以上の高齢者を一まとめにして、受けられる医療を制限し、医療費を抑制する仕組みです。75歳以上全員の保険料は天引きです。所得のない人、低い年金の人には軽減制度はありますが、支払い能力ははるかに超えています。保険料も2年ごとに改定され、一たん始まると負担増が待ち受けています。保険料が払えない場合は、保険証を取り上げることになっています。保険料が払えない人にどうして医療費を全額払うことができるのでしょうか。こんな冷酷なやり方を改め、長生きしてよかったと言える石井町にすべきです。 また、保険料ですが、生活保護基準以下の負担能力のない方には、減免制度をつくるべきです。そして、収入が1カ月1万5,000円以下の方には、免除制度をつくるべきです。減免制度の拡充を広域連合に求めるとともに、石井町独自の施策を実現し、75歳以上の方の暮らしを守る石井町につくるべきです。 国民の間でも、こんな制度はぜひとも中止をしてもらいたいという声が圧倒的であります。この悪法に対する国民の怒りの広がりで日本共産党、民主党、社民党、国民新党が共同で後期高齢者医療制度を廃止する法案を衆議院に提出しております。この制度の中止、撤回や見直しを求める意見書が527自治体に達しています。この医療保険制度に関しては、今でも中止すべきだという立場でございます。 次に、人権教育総務費の中には、部落解放同盟徳島県連合会西部ブロック連絡協議会負担金30万円や関連の負担金などが計上されております。この負担金等については、毎年削減はされてきておりますが、今後も予算を組む必要があるのでしょうか。今は差別も薄れてきております。多くの町民の方々は、特別扱いの必要性はないのではという声を聞きます。法の期限も過ぎて、なお部落解放同盟などの要求どおりに進めているのでは、認められない立場です。よって、議案第18号平成20年度石井町一般会計予算には反対し、討論といたします。 ○議長(吉岡重雄君) 5番有持益生君。 ◆5番(有持益生君) 議案第18号について、賛成討論を行います。 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算における後期高齢者医療費予算につきましては、老人医療制度導入後の高齢化の進展には目覚ましいものがあり、医療費は著しく増大し、各医療保険の財政を圧迫することになってきました。そこで、75歳以上のすべての高齢者を対象として、新たな後期高齢者医療制度が創設されました。その心身の特性や生活実態を踏まえ、現役世代と高齢者世代の負担を明確化し、公平でわかりやすい制度として、県内すべての市町村が加入する広域連合が運営するものであります。 この制度の趣旨としては、1、75歳以上の者の心身の特性に応じた新たな医療サービスの提供。2、老人医療に係る給付と負担の運営に関する責任(財政負担)を負う主体を明確化する。3、これまでの保険者間の共同事業から独立した制度として高齢者に応分の負担を求めるとともに、老人医療費の負担関係を明確化することにより、医療費が高く、負担能力が低い老人に対し、現役世代からの支援についての理解を求めるとされており、仕組みとしては個人の自立を基本とした社会連帯による相互扶助ということで、国民皆保険の下で、高齢者と現役世代の負担の明確化、公平化を図りつつ、疾病リスクの高い高齢者を国民全体で支えようというものであります。 財源の仕組みとしても、窓口負担を除き、公費負担が5割、現役世代からの支援が4割、あとは高齢者から広く1割を負担していただくということになっております。公費負担5割については、国、県、町で補うこととしており、また低所得者についての保険料の軽減額は、いずれも公費によって支援するとしております。そして、保険料については、低所得者層に対し3段階において軽減措置がなされ、被用者保険の被扶養者であった方に対しても軽減措置が設けられており、低所得者等に配慮した軽減措置がされております。 さらに、後期高齢者は複数の病気にかかったり、治療が長期にわたったりする傾向があるということから、こうした特性も踏まえて、高齢者の方々の生活を支える医療の必要性、また高齢者医療のさらなる適正化を図る上においても、後期高齢者医療制度は必要なものであり、後期高齢者医療費予算は必要であると思います。 次に、議案第18号平成20年度石井町一般会計予算における人権教育関係予算につきましては、国の同和対策に対する特別財源措置が平成14年3月31日をもって地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の失効により終了いたしましたが、同和問題に対する差別意識は今なお厳しく、また完全に解消されていないのが実情であり、最近では全国的にインターネットの掲示による同和地区、被差別部落出身者を誹謗中傷する人権侵害が起きているようであります。 こうした状況の中で、国においては人権に視点を置いた行政を推進するため、人権擁護施策推進法が平成9年3月に施行されました。その施策の一つとして、平成12年12月には人権教育及び人権啓発の推進に関する法律が施行され、広範な人々の人権確立に向けた取り組みが進められております。 また、政府は人権が侵害された場合における被害者救済に関する制度の策定に向けて検討しております。町においても、今後は同和問題をはじめ、さまざまな人権問題の解決のため、人権の尊重と理解への教育及び啓発を推進し、住民の人権擁護と人権意識の高揚を図っていく必要があり、これらに要する経費が計上されていると思っております。 また、同和問題の解決に取り組んできた関係団体に対する支援については、住民の十分な理解と協力を得られるよう継続的な見直しを行いながら検討していく必要がありますが、これから取り組む人権教育及び啓発の施策を円滑に推進していく上で、関係団体の協力は必要不可欠なものであります。よって、これら人権教育関係予算における関係団体に係る経費は必要であると思います。 以上の理由により議案第18号に賛成するものであります。 ○議長(吉岡重雄君) 次に、他の議案について討論を行います。            〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第18号平成20年度石井町一般会計予算の採決を行います。 まず、議案第18号に対して、志摩匡彦君外7人から提出された修正案について、起立によって採決いたします。 本修正案に賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数です。よって、修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。 お諮りいたします。 修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号石井町後期高齢者医療に関する条例についてより、議案第17号平成19年度石井町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてに至る17件、議案第19号平成20年度石井町国民健康保険特別会計予算についてより、議案第25号平成20年度石井町水道事業会計予算についてに至る7件、議案第27号平成19年度石井町一般会計補正予算(第4号)について、以上の25件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の25件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、以上の25件は原案のとおり可決されました。 次に、請願第1号後期高齢者医療制度等に関する請願書について採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。            (1番後藤忠雄君「議長」と呼ぶ) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 動議。平成20年3月7日、石井町議会開会日に公文書等調査特別委員会委員長より調査結果の報告があり、有印虚偽公文書の作成と行使の疑いが多大である。個人の感情でもって公文書を作成、行使、町民の名誉を傷つけ、生活を脅かすなどは、町民として許されないことであるとの指摘があり、警告されました。 その後、3月13日に岩佐誉富、久保和義、近藤正孝の3名により、公文書の調査と究明を求める要望書が1,111名の署名を添えて提出されました。 要望書の内容について、議場で読み上げていただき、この動議の採決をもって委員長報告に賛同し、町長に警告をするべきと思います。 また、警告後の処置は議員個人の良識ある判断にゆだねるべきと思います。 以上、動議の採択をよろしくお願いいたします。なお、あわせて、調査が終われば何らかの議決を行わなければならない。委員長報告の後、調査特別委員会終了の議決をすべきと思います。 以上です。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後5時31分 休憩            午後6時30分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。 それでは、要望書について副議長より朗読させます。松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 議長より要望書と要望人目録を預かっておりました。そして、この議会議長あての要望書を議長の命により読み上げさせていただきます。 平成20年3月13日、要望書。 石井町議会議長吉岡重雄殿。要望人、住所、石井町浦庄字国実588、氏名、岩佐誉富外1,110名。 別紙目録のとおり。 第1、要望の趣旨。河野町長の次の要望理由に記載の行為は、刑法の虚偽公文書作成罪並びに同行使罪に該当するものであり、議会または議員の権威と義務において、河野町長を捜査機関に告発することを要請します。 第2、要望の理由。1、回答書送達の経緯について。河野町長は、町民からの町長が書いた書面に記載されている内容、平成19年8月の町議会選挙において、岩佐みち子が部下に対し、夫である岩佐透の選挙投票依頼をし、その謝礼として2,000円相当のそうめん1箱を供与したなどの選挙違反をしたの信憑性について質問した質問状に対して、平成19年9月4日に、同書面の記載のとおり、岩佐みち子は同選挙において、部下に夫への投票依頼をし、そうめんを送った。また、9月7日には、岩佐透は、平成19年4月の石井町長選挙において、部下に坂東町長への投票依頼をしたという内容を記載した2通の回答書を作成し、それらの回答書に公印章を使用して送達されました。 総務局行政部通達の公文書作成指針において、公文書とは職務上作成、取得した文書であって、回答書も該当するものであると明記されています。 また、刑法においても、同様の見解をしています。 すなわち、河野町長は、岩佐みち子及び岩佐透が公職選挙法に違反する選挙活動をしたという内容を記載した2通の公文書を作成し、それらの公文書に公印章を使用して質問者へ送達したものであります。 2、百条委員会証人喚問の結果について。石井町議会は、本件2通の公文書の作成に関し、幾つかの疑問点があるとし、その真意を解明するため、議会において議決し、百条委員会を設置し、証人喚問などの調査を行いました。かかる証人喚問で岩佐みち子園長は、夫への選挙投票依頼は一度たりともだれにも依頼していません。また、投票の見返りとしてそうめんなどの物品や金銭はだれにも送っていませんと述べました。 3人の石井幼稚園の臨時職員は、3人ともこの件に関し、町長が自宅へ聞き取り調査に来ましたが、園長より選挙投票依頼は頼まれていないし、金品の授受も一切ありませんと町長に答えました。また、実際に問題となっているような行為はありませんと述べました。 岩佐透議員は、平成19年4月の石井町長選挙において、坂東町長への投票依頼はだれにもしていませんと述べました。 有持益生議員は、妻から聞いた話を町長との雑談の中で、岩佐みち子が選挙違反をしているような話があると言っただけで、実際に岩佐みち子が夫への選挙投票依頼の見返りにそうめんまたは金品を渡しているなど、具体的な選挙違反の話はしていない。また、そうめんも町長に渡していないと述べました。 前川平助氏は、河野町長に岩佐の妻が選挙違反をしたので、これをただすために力をかしてほしい。また、監査請求も提出するよう依頼されて監査請求を行った。しかし、その後の町長の態度に不信感を抱き、町長は岩佐透を以前から憎んでいたので、証拠もないのに、いかにも真実であるかのように回答書を作成し、同人をはめるために監査請求をさせたのではないかとの疑念が残ると述べました。 河野町長は、岩佐みち子が選挙違反をしたと記載されている書面、最初に前川氏に渡した書面について、私が有持議員から聞いて自署したものである。また、本件2通の回答書についても、いずれも私が作成し、署名し、押印したものであると認めました。上記自筆の書面と本件公文書に記載されている岩佐みち子が投票依頼の見返りとして供与したとされるそうめんについては、実はそのそうめんが重松から持ってきたそうめんであると述べました。その後の町長の証言は、前川氏の証言内容に対する委員からの質問に対し、一応否定はしたが、抽象的に事実指摘するにすぎず、具体的な証拠も一切示しませんでした。3人の石井幼稚園臨時職員の自宅へ聞き取り調査に行ったことに関する質問については、一切黙秘でした。 3、犯罪性について。刑法で公文書はその証明力や社会的信用性が高いことにかんがみ、作成に当たってはその内容の真実性を確保しなければならないと定めています。そこで、係る百条委員会の証人喚問における各証人の各証言を検討してみると、まず3人の臨時職員の証言は、園長より選挙の投票依頼はされていない。また、金品の授受もないと町長に答えたと述べています。また、岩佐夫妻の証言も、一切選挙違反はしていないと述べています。 次に、町長の本件そうめんについては、そうめんは重松から出たそうめんであると述べ、本件回答書に記載したそうめんとは別のものであることを認める証言をしました。したがって、本件2通の公文書に記載されている岩佐夫妻が公職選挙法に違反する選挙活動(岩佐みち子が部下に夫への選挙投票を依頼し、その謝礼として2,000円相当のそうめん1箱を供与した。また、岩佐透が部下に坂東町長への選挙投票依頼をしたなど)を行ったという内容は、河野町長がねつ造したものであり、同内容が真実に反していることは明白な事実であります。 また、前川氏の証言から判断すると、河野町長は以前から岩佐透に対しうらみを抱いており、その私怨を晴らす目的でねつ造した内容をあたかも真実であるかのように町民に思わせるために、2通の公文書に公印章を使用して、それらの公文書を送達したものであると言わざるを得ないです。 すなわち、河野町長は、公文書作成権限者たる地位を利用し、みずからの私怨を晴らす目的を持って、虚偽の記載をした2通の公文書を作成し、公印章を使用し、それらの公印公文書を行使したものであります。 したがって、本件行為は選挙違反の有無に関係なく、刑法156条の虚偽公文書作成罪(有印)並びに158条の同行使罪に該当するものと思慮します。 この前代未聞の町長の悪質きわまる犯罪行為において、公文書ひいては石井町の社会的信頼性は著しく失墜するものであり、また石井町民であり、公職につく岩佐夫妻の名誉も著しく毀損され、石井町並びに岩佐夫妻が多大な損害をこうむったものであり、断じて許すことのできない犯罪行為であります。 また、係る百条委員長や委員も同様の見解を示しています。 第3、結論。上記のとおり、本件行為は極めて計画的悪質な犯罪行為であるにもかかわらず、いまだ河野町長は何ら反省することなく、逆に逃れられないと覚悟してか、ふてぶてしい態度をとっており、反省の情は全く見られません。したがって、司直の手にゆだねることが適正であると思慮し、議会または議員の権威と告発義務において、私たち1,111名の者は、石井町全体の町民の代表として、河野町長を捜査機関に虚偽公文書作成並びに同行使の罪で告発することを強く要請するものであります。 代読でございました。 ○議長(吉岡重雄君) これより討論を行います。13番藤田高明君。 ◆13番(藤田高明君) 反対討論を行います。 私は、先ほど読み上げられました住民からの要望を石井町議会が採択することについて、反対の立場で討論いたします。 まず、要望書によりますと、百条委員会がなした虚偽の公文書作成、行使の疑いがあるとの報告をもとに、町議会として調査機関への告発を求めているものですが、百条委員会にあっては、当該公文書の作成、行使について調査機関への告発は難しいと判断したと考えます。地方自治法第100条第9項にかかわる行使実例をかんがみたものと思われます。それにもかかわらず、住民からの要望であるとはいえ、石井町議会としては要望書を取り上げようとすることは賛成できません。 次に、当該公文書をもとに、去る2月28日、名誉毀損の疑いで岩佐議員とその妻が石井警察署に告訴したことが報じられており、議会は個人の問題に介入すべきでないと考えます。 さらに、今回の要望書に訴追されている署名については、一部の住民は何もわからずに署名したと訴える人があるとの情報もあります。かかる状況の中で、議会がこの問題を取り上げ、数の力を頼み、要望書を採択しようとすることは、断じて認めることにはまいりません。よって、要望書を採択することには反対をいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 11番横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 後藤議員からの動議に対して、私は賛成の立場から討論したいと思います。百条委員会の委員長を務めましたその責任上もありますので、これから賛成討論に移ります。 百条委員会のこの規則の4にありますが、調査が終わったら、その結論については何らかの形で議会の議決を得なければならないことになっています。調査を委員会に付託した場合には、通常委員会としての結論を委員長から委員会報告の形で議長に提出し、委員長報告の後、質疑をして、討論の後で採決される。調査の結論がどのように決まっても、議会の意思決定であるから、執行当局に対する法的拘束力は何もありませんが、政治的、道義的に尊重して、今後真剣に責任を持って対処するようきつく要望しておきます。調査特別委員会の終了の議決をよろしくお願いします。 なお、詳細は、3月7日、議会開会の日に報告しましたので、この場では省略いたします。1,111名の要望は重く受けとめるべきと思いますので、以上の理由により賛成するものです。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 行政事務(公文書等)の調査の件の動議を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 この動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            (「議長、小休」と呼ぶ者あり) 議事に従ってください。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、行政事務(公文書等)の調査の件の動議は可決されました。 以上で行政事務(公文書等)の調査を終了することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、行政事務(公文書等)の調査を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(吉岡重雄君) 日程第3、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、所管事務のうち、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました所管事務の調査事項について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 次に、河川対策特別委員会及び環境衛生対策特別委員会の各委員長から、委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申し出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 これで本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。 平成20年第1回石井町議会定例会を閉会いたします。            午後6時53分 閉会 以上の会議録は事務局長の記載したものであり、その内容については大要において正確であることを認め、ここに署名する。   平成20年3月19日            議 会 議 長            議 会 副 議 長            署 名 議 員            署 名 議 員...